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帰還予定日の2週間前位から、クルーは少しずつ帰還に向けた準備を始めます。帰還予定日の数日前にはISSコマンダーの指揮権移譲が行われます。そしていよいよ帰還当日、クルーはISSに別れを告げ、ソユーズ宇宙船に乗り込んでISSを離れます。
ISSから分離したソユーズ宇宙船は、軌道制御を繰り返しながらISS軌道を離脱し、およそ3時間後に大気圏に再突入します。再突入直前に機体下部の機器・推進モジュール、機体上部の軌道モジュールを切り離し、機体中央部のクルーが搭乗する帰還モジュールのみとなります。その後、パラシュートを開いて着陸します。地上ではロシアの捜索隊が専用機と地上用車両で待機し、クルーの帰還に備えます。
無事に地上へ帰還した後、クルーは着陸地点に近いカザフスタン共和国のクスタナイ空港へ移動します。そして、ロシアのクルーはモスクワへ、NASAやJAXA、欧州宇宙機関(ESA)のクルーは米国ヒューストンへそれぞれ移動します。そして帰還後のリハビリテーションを実施するほか、技術報告会への参加、記者会見や帰国報告会などを行います。
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