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JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在

古川聡宇宙飛行士

古川宇宙飛行士、GHFの作業を実施(2011年10月21日)

写真:GHFの初期動作確認を行う古川宇宙飛行士(10月20日)(出典:JAXA/NASA)

GHFの初期動作確認を行う古川宇宙飛行士(10月20日)(出典:JAXA/NASA)

10月20日、古川宇宙飛行士は1日のほとんどの作業を「きぼう」日本実験棟の勾配炉実験ラックの温度勾配炉(Gradient Heating Furnace: GHF)の初期動作確認に費やしました。

この日の作業は中央加熱室の固定用ワイヤの位置を確認し、ヒータ制御装置の電力配線の設定を変更しました。

炉体部の中央加熱室を新しいものと交換し、中央加熱室に2本の熱電対用のハーネスを取り付け、掃除機を使って端部加熱室のクリーニング作業を行いました。GHFの作業は明日も行う予定です。

他には制振装置付きトレッドミル2(T2/COLBERT)を使用したトレッドミル運動学のプログラムを行いました。高精細度テレビカメラ(HDTV)を設置し、体にマーキング用のテープを貼り、一定の速度の範囲内でランニングします。

このプログラムは、現在国際宇宙ステーション(ISS)滞在のクルーが行っている運動処方について定量的なデータを取得するもので、得られたデータは解析され、今後の運動処方の開発に繋がります。

断りの無い限り、日時はISSでの時間(世界標準時(日本時間-9時間))です。

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