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古川宇宙飛行士の作業状況(2011年10月20日)
10月19日、古川宇宙飛行士は、起床後すぐに精神運動覚醒検査(Reaction Self Test: RST)を行いました。
また、10月17日に開始したNASAの統合的心血管(Integrated Cardiovascular: ICV)実験のデータ取得期間が終了し、身に着けていたアクティウォッチという腕時計型の生体の活動量を記録する機器やホルター心電計を外し、取得したデータをコンピュータに転送しました。
この日は、国際宇宙ステーション(ISS)のリブースト(軌道上昇)が行われるため、安全のためにISS船内の窓のシャッターを閉じました。
また、10月29日にプログレス補給船(42P)がISSから分離し、続いて11月2日に45Pが到着する予定のため、セルゲイ・ヴォルコフ宇宙飛行士とともに「ピアース」(ロシアのドッキング室)の地球側(下側)にドッキングしているプログレス補給船(42P)と「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)との間で、TORUというロシアの手動ドッキングシステムのテストを行いました。
ISSの共通結合機構(Common Berthing Mechanism:CBM)の故障に備えて必要な道具類の収集や対応手順書を印刷したり、地上での訓練に使用するために写真撮影を行いました。
その他、「デスティニー」(米国実験棟)内の船内LANのパネルを確認して使用していないケーブルを除いたり、「きぼう」船内保管室に保管していた装置などを船内実験室のダミーパネルの裏に移動する作業を行いました。
また、健康状態を確認するための地上と交信(Private Medical Conference: PMC)も行いました。
なお、日本時間10月20日午前1時15分から、ズヴェズダのエンジンを使用して1分53秒間のリブーストが行われました。10月26日にもリブーストを行い、45Pおよびソユーズ宇宙船(28S)とのドッキングに適した高度にISSを上昇させる予定です。
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