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古川宇宙飛行士の作業状況(2011年10月14日)
10月13日、古川宇宙飛行士は、マイケル・フォッサム宇宙飛行士とともに「デスティニー」(米国実験棟)で人型ロボットのロボノート2(Robonaut 2: R2)の動作確認作業を行いました。
古川宇宙飛行士らは、R2を保管していたバッグから取り出して組み立て、電源を入れました。その後、微小重力環境下での動きを確認するために幅を調節しながら腕の関節を動かしました。
また、R2の視覚装置のテストを行い、左右のHDカメラのピント調節機能などを確認しました。その後、地上からのコマンドによりR2は保管してあった姿勢に戻されました。古川宇宙飛行士らはR2を分解してバッグに収納し、保管場所に片付けました。R2が軌道上で実際に動いたのは今回が初めてです。
また、フィジーの学生との交信イベントを行い、生徒からの質問に答えました。
生徒からは、「ホームシックになっていないか」といった個人的な質問から、「宇宙ではどんな実験をやっているのか」といった利用に関する質問まで、さまざまな質問が寄せられました。
「異なる国からの宇宙飛行士達とどのようにチームとしてやっているのか」という質問には、「当然、言語や文化などに違いはあるが、その違いを受け入れ、尊敬することが大事。人類は基本的に世界中でみな同じだと思っている」と自らの考えを語りました。
なお、今週末から来週にかけて、「きぼう」日本実験棟が取り付けられている国際宇宙ステーション(ISS)が日本の各地から観測できます。古川宇宙飛行士が滞在する「きぼう」/ISSの目視予想情報はこちらでご覧になれます。
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