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古川宇宙飛行士の作業状況(2011年9月29日)
9月28日、古川宇宙飛行士は、医療担当クルー(Crew Medical Officer: CMO)として、緊急時の対処に関する軌道上訓練を行いました。軌道上訓練は地上でのトレーニングで習得した手順やノウハウを維持するためのもので、CMOとしての訓練は月に1度行っています。
また、前日にクルーに配布した音響を測定するための測定器を回収し、この計測器を今度は船内の空調設備付近などに取り付けました。
メンテナンス作業としては、「きぼう」日本実験棟、「クエスト」(エアロック)、「コロンバス」(欧州実験棟)、恒久型多目的モジュール(Permanent Multipurpose Module: PMM)など、船内の各結合部のハッチシールの点検および清掃作業を行い、異物混入や損傷がないか確認しました。
また、EXPRESSラックにある商用バイオプロセッシング装置(Commercial Generic Bioprocessing Apparatus: CGBA)の点検やメンテナンス作業を行ったり、地上の学生との交信イベントを行いました。
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