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古川宇宙飛行士の作業状況(2011年9月26日)
9月22日、古川宇宙飛行士は、起床後すぐに「国際宇宙ステーションに滞在する宇宙飛行士の身体真菌叢評価(Myco)」実験のため、自身とマイケル・フォッサム宇宙飛行士の皮膚や鼻腔粘膜などを採取しました。
Myco実験は、人工的な環境で宇宙飛行士に付着している微生物、特に真菌(カビ)の変化を調べることで、今後の宇宙飛行士の健康管理に役立てることを目的としています。
この日は、皆様からご応募いただいたアイデアの中から選ばれた実験を古川宇宙飛行士が「きぼう」日本実験棟で実際に行う「宇宙ふしぎ実験」を実施しました。この実験結果については後日JAXAのホームページで映像とともにご紹介する予定です。
また、フォッサム宇宙飛行士とともに国際宇宙ステーション(ISS)に保管されている人型ロボットのロボノート2(Robonaut 2: R2)についての説明や、R2の目的などをナレーションし、その模様を録画しました。
その他、自動体外式除細動器(Automated External Defibrillator: AED)の定期点検や、ISS内における微生物のバイオフィルム(菌膜)の成長を調べるNASAの実験(eValuatIon And monitoring of microBiofiLms insidE International Space Station: VIABLE_ISS)のため、サンプル採取用のバッグを設置する作業を行いました。
9月23日は、制振装置付きトレッドミル2(T2/COLBERT)の総点検作業を行い、点検結果のデータを地上に送信しました。
また、クルー全員で急減圧の緊急事態が発生した際の対応方法についての軌道上訓練を行い、実際の事態を想定して地上の専門家と交信を行ったり、手順に従って船内を移動し、対応方法についての再確認を行いました。
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