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古川宇宙飛行士の作業状況 (2011年8月30日)
8月29日、古川宇宙飛行士は、多目的実験ラック(Multi-purpose Small Payload Rack: MSPR)の接続確認を行い、電源ケーブルがMSPRの直流変換器(DC/DC Converter Unit: DCU)に適切に接続されていることを確認し、その状態を写真撮影して地上にデータを送信しました。
また、「コロンバス」(欧州実験棟)に設置されている筋萎縮抵抗研究・運動システム(Muscle Atrophy Research and Exercise System: MARES)の軌道上メンテナンスの手順を確認し、メンテナンスの準備作業を開始しました。
実際の作業は8月30日から3日間にわたり行う予定です。
MARESは、地上で使用されている力やトルクを測定する動力計(ダイナモメータ)を大幅に改良したものであり、現在、国際宇宙ステーショ ン(ISS)にある筋力関連の研究設備を改善したシステムです。
微小重力環境が筋肉組織に及ぼす影響をより理解するための、筋骨格、生体力学、神経筋に関する人間生理学の研究に使用される予定です。
【参考】筋萎縮抵抗研究・運動システム(MARES)ラックさらに、マイケル・フォサッム、ロナルド・ギャレン宇宙飛行士とともに、米国の教育交信イベントにも参加しました。
なお、8月30日午後9時35分から、古川宇宙飛行士が日本宇宙少年団(YAC)と交信イベントを行います。この模様はNASA TVでご覧いただけます。
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