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古川宇宙飛行士の作業状況 (2011年8月22日)
8月19日、古川宇宙飛行士は宇宙医学実験支援システム(Onboard Diagnostic Kit)を使用した測定を完了しました。
この実験は3日連続での測定を1回として、古川宇宙飛行士の国際宇宙ステーション(ISS)滞在中、あと2回(合計3回)行う予定です。
また、NASAの統合的心血管(Integrated Cardiovascular: ICV)実験の2回目を開始し、歩行モニタを行いました。この実験では体に電極を付けて心電図や血圧を24時間分記録し、アクティウオッチと呼ばれる腕時計型の生体の活動量を記録する機器を付けてウエスト、ヒップ、足首の活動量を48時間分計測します。
さらに、ロナルド・ギャレン宇宙飛行士が9月8日にISSでの任務を終了し、地上へ帰還する予定のため、ギャレン宇宙飛行士と業務の引継ぎを行い ました。
その他、携帯用救急備品(Portable Emergency Provisions)の定期点検作業を行い、可搬型呼吸器(Portable Breathing Apparatus: PBA)などの各備品の点検を行いました。
また、ロシア連邦宇宙局(FSA)の飛行管制チームとの会議を行ったり、ジョンソン宇宙センター(JSC)内のミッションコントロールセンター(MCC)のリードフライトディレクタと交信しました。
8月20日は、週に1度の船内の清掃をISSのクルー6人全員で行いました。
古川宇宙飛行士は教育実験(Education Payload Operations: EPO)の一環として、宇宙での医療や健康管理、また、環境の変化に対応して人体がどのように変化するかなどを説明するビデオ撮影をしました。この映像は 編集され、航空宇宙医学の教育材料として使用されます。
8月21日は、8月19日に行ったNASAの統合的心血管(ICV)実験の続きを行い、2回目の実験が完了しました。
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