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古川宇宙飛行士の作業状況 (2011年8月12日)
古川宇宙飛行士は、宇宙滞在中の栄養状態の評価(Nutritional Status Assessment: Nutrition)実験の一環で、24時間にわたり自身の尿サンプルを採取し、冷凍・冷蔵庫(Minus Eighty degree Celsius Laboratory Freezer for ISS: MELFI)に保管しました。
「きぼう」日本実験棟では、多目的実験ラック(Multi-purpose Small Payload Rack: MSPR)のワークボリュームの空気孔に消音器を取り付ける作業を行いました。
「きぼう」ロボットアームの運用も行い、ロボットアーム制御ラックのラップトップワークステーション(RMS Laptop Terminal: RLT)およびカメラ制御パネル、モニタを起動し、運用モードをセットした後、ロボットアームを操作して、船外実験プラットフォームの子アーム保管装置(SFA Stowage Equipment: SSE)上で子アームの把持を開放し、ロボットアームを軌道上での収納姿勢である保存姿勢に変更しました。
また、ロナルド・ギャレン宇宙飛行士とともに、「きぼう」船内実験室内に収納してあった非常時用貯水容器(Contingency Water Container: CWC)を、恒久型多目的モジュール(Permanent Multipurpose Module: PMM)と「デスティニー」(米国実験棟)に移動させました。
その他、超高感度ハイビジョン撮影システム(SS-HDTV)を使用して、日本の夜景をおよそ5分間にわたり撮影したほか、医療機器コンピュータ(Medical Equipment Computer: MEC)上で1週間の食事摂取についてのアンケート(Food Frequency Questionnaire: FFQ)に答えました。
日本時間8月11日午後5時45分からは、ARISSスクールコンタクトの一環で、「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)にあるアマチュア無線機器を使用して、イタリアペルージャのトラジメノ湖の側にあるユースホテル"La Foresta"に集まった学生たちと交信を行いました。
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