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古川宇宙飛行士の作業状況 (2011年7月12日)
古川宇宙飛行士は、他のクルーと協力し、スペースシャトル「アトランティス号」に搭載されている「ラファエロ」(多目的補給モジュール2)を国際宇宙ステーション(ISS)の「ハーモニー」(第2結合部)の下側(地球側)に取り付ける作業を行いました。
ハーモニー内にある結合時の位置決め用カメラ(Centerline Berthing Camera System: CBCS)の起動と取外し作業、各モジュール間を結合するための共通結合機構(Common Berthing Mechanism: CBM)によるラファエロの取付け作業をハーモニーからサポートしました。
また、ハーモニーのハッチとラファエロのハッチの連結部の加圧とリークチェック(気密点検)を行い、ラファエロに入室できるよう準備しました。
また、マイケル・フォッサム、ロナルド・ギャレン両宇宙飛行士が船外活動を控えており、古川宇宙飛行士もそのサポートを行うため、アトランティス号のクルーと共にその手順について1時間をかけて確認しました。
アトランティス号が7月10日に到着したばかりですが、古川宇宙飛行士は実験活動や定常作業も行いました。
免疫機能の総合評価(NASAの医学研究テーマ)として、宇宙滞在中の宇宙飛行士の免疫機能をモニタする手順を検証するため、唾液の採取を行いました。
これは6日の間、1日おきに唾液を採取します。また、体重測定も行いました。
さらに、心拍数モニタのデータファイルを地上に送信するため、医療機器コンピュータ(Medical Equipment Computer: MEC)からISS支援コンピュータ(Station Support Computer: SSC)に転送しました。
また、米国のクルー健康管理システム(Crew Health Care System: CHeCS)のひとつである環境衛生システム(Environmental Health System: EHS)による空気サンプルの採取も行いました。
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