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古川宇宙飛行士の活動状況(2011年7月 1日)
古川宇宙飛行士は、スペースシャトル「アトランティス号」の到着に備え、国際宇宙ステーション(ISS)のロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)を移動させる作業を行いました。
SSRMSの操作準備として、キューポラにてロボットアーム操作卓を起動をさせ、ハンドコントローラーやディスプレイ、コントロールパネルを確認しました。
準備が整うと、古川宇宙飛行士はマイケル・フォッサム宇宙飛行士とともに操作卓を運用しながら、SSRMSをモービル・ベース・システム(Mobile Base System: MBS)から「ハーモニー」(第2結合部)に移動させました。
また、古川宇宙飛行士は物質の流動や変形について調査するレオロジー(流動学)に関する米国の研究(Shear History Extensional Rheology Experiment: SHERE)を行うため、微小重力研究グローブボックス(Microgravity Science Glovebox: MSG)を起動し、ビデオカメラを設置しました。
古川宇宙飛行士のツイッターが更新され、6月28日に接近した宇宙ゴミについて「追跡可能な宇宙ゴミの中で、今までで最も宇宙ステーションに近づいたものだそうです。」、「ぶつからないでよかった、よかった。」と呟いています。
なお、アトランティス号とのドッキングに向けて高度を調整するため、米国東部夏時間6月29日午前8時15分(日本時間6月29日午後9時15分)にISSはリブースト(軌道上昇)を行い、ISSの平均高度は384.9kmになりました。
同7月1日午前8時16分(同7月1日午後9時16分)にもう一度リブーストを行い、平均高度は388.3kmになる予定です。
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