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古川宇宙飛行士の作業状況 (2011年6月22日)
古川宇宙飛行士はマイケル・フォッサム宇宙飛行士とともに、7月8日に打上げ予定の最後のスペースシャトル「アトランティス号」の到着に備え、アトランティス号がISSにドッキングする前に行う、機体を縦方向に360度回転させるR-Bar・ピッチ・マヌーバ(R-Bar Pitch Maneuver: RPM)時の写真撮影訓練を行いました。
ISSから約183m(600フィート)の距離で行うRPM時に、スペースシャトルの全てのタイルを高解像度で撮影できる時間はわずか90秒程しかないため、事前の訓練が大切になります。
また、デジタル一眼レフカメラに800mmと400mmの望遠レンズを装着し、クルーによる地球観測実験(Crew Earth Observations: CEO)で撮影する地形を「ズヴェズダ」(ロシアのサービス・モジュール)の2箇所の窓から撮影、撮影範囲をオーバーラップさせながらマニュアルでピントを合わせ、約20枚の画像を撮影しました。
その他、環境管理関連の音響計測装置をクルーに配布したり、空気の質をモニタするため、ズヴェズダ、「きぼう」船内実験室および「デスティニー」(米国実験棟)の空気サンプルを採取しました。
さらに、日本時間6月21日の夜には、熊本県の小学生達と数分間のアマチュア無線交信を行ないました。
同6月23日には長野県立こども病院の院内学級で学ぶ子供達との衛星回線を使用した交信も予定されています。
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