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ドラゴン補給船によるISSへの補給フライト

ドラゴン補給船運用14号機(SpX-14)ミッション

最終更新日: 2018年5月 8日

ISSから放出されたドラゴン補給船運用14号機(SpX-14)(出典:NASA)

ドラゴン補給船運用14号機(SpX-14)は、日本時間5月5日午後10時23分(米国中部夏時間5月5日午前8時23分)に、国際宇宙ステーション(ISS)のロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)から放出され、ISSを離脱しました。

この後、軌道離脱噴射が行われ、軌道上で行われた実験の試料などが積み込まれたSpX-14号機のカプセル(与圧部)は、日本時間5月6日午前4時00分頃(米国中部夏時間5月5日午後2時00分頃)に米国カリフォルニア州南西沖の太平洋上に着水しました。

SpX-14号機ミッション概要 [PDF: 479KB]

飛行概要

SpX-14号機ミッションは、SpaceX社のSpX-14号機を打ち上げ、国際宇宙ステーション(ISS)の「ハーモニー」(第2結合部)の地球側ポートに結合させて、ISSに補給物資を運搬するミッションです。

SpX-14号機をISSのロボットアーム(SSRMS)により把持する操作は、JAXAの金井宇宙飛行士が実施し、NASAのスコット・ティングル宇宙飛行士がサポートしました。

その後、SpX-14号機は、日本時間4月4日午後7時40分(米国中部夏時間4月4日午前5時40分)、ISSのロボットアーム(SSRMS)により把持され、同日午後10時00分(同日午前8時00分)にハーモニーの地球側ポートへ結合されました。

SpX-14号機は、日本時間5月5日午後10時23分(米国中部夏時間5月5日午前8時23分)に、ISSのロボットアーム(SSRMS)から放出され、ISSを離脱しました。

この後、軌道離脱噴射が行われ、軌道上で行われた実験の試料などが積み込まれたSpX-14号機のカプセル(与圧部)は、日本時間5月6日午前4時00分頃(米国中部夏時間5月5日午後2時00分頃)に米国カリフォルニア州南西沖の太平洋上に着水しました。

打上げ物資

SpX-14号機ミッションで運ばれる貨物には、以下に示すJAXA関連の実験用品が含まれます。

回収物資

SpX-14号機ミッションで回収される貨物には、以下に示すJAXA関連の実験用品が含まれます。


飛行計画

SpX-14号機ミッション飛行計画(2018年5月8日現在)
打上げ日時 2018年4月3日午前5時30分(日本時間)
2018年4月2日午後4時30分(米国東部夏時間)
射場 ケープカナベラル空軍基地 40番射点
使用ロケット ファルコン9 v1.2(FT)
重量 搭載品合計約2,647kg
SSRMSによる把持日時 2018年4月4日午後7時40分(日本時間)
2018年4月4日午前5時40分(米国中部夏時間)
ISSへの結合日時 2018年4月4日午後10時00分(日本時間)
2018年4月4日午前8時00分(米国中部夏時間)
SSRMSからの放出日 2018年5月5日午後10時23分(日本時間)
2018年5月5日午前8時23分(米国中部夏時間)
太平洋への
着水日時
2018年5月6日午前4時00分頃(日本時間)
2018年5月5日午後2時00分頃(米国中部夏時間)

SpX-14号機結合後のISSの形状

SpX-14号機結合後のISSのイメージ

SpX-14号機結合後のISSのイメージ

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