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2007年10月から国際宇宙ステーション(ISS)に滞在していた第16次長期滞在クルーのペギー・ウィットソン、ユーリ・マレンチェンコ両宇宙飛行士と、初の韓国人宇宙飛行士となるイ・ソヨン氏を乗せたソユーズTMA-11宇宙船(15S)は、バイコヌール時間2008年4月19日午後2時30分(日本時間2008年4月19日午後5時30分)頃に、カザフスタン共和国に無事着陸しました。降下時、誘導システムが通常とは異なるモードに切り替わったため、着陸地は、予定の着陸地点から約420km西へ離れた地点となりました。帰還モジュールをモスクワに回収した後、データ解析が行われる予定です。
第16次長期滞在クルーの宇宙滞在期間は約192日でした。第5次長期滞在に続き今回が2回目の長期滞在となったウィットソン宇宙飛行士は、計377日間、宇宙に滞在したことになり、米国の宇宙滞在日数の最長記録を樹立しました。以前の記録は、マイケル・フォール宇宙飛行士の374日間でした。
なお、日本時間2008年2月5日にプログレス補給船(28P)にて打ち上げられたタンパク質結晶生成実験装置もともに帰還しました。
15Sミッションは、長期滞在クルーの交代を行うとともに、新しいソユーズTMA-11宇宙船を国際宇宙ステーション(ISS)に届けるミッションです(*1)。
第16次長期滞在クルー2名と、初のマレーシア人宇宙飛行士となるシェイク・ムザファ・シュコア氏を乗せたソユーズTMA-11宇宙船(15S)は、バイコヌール時間2007年10月10日午後7時22分(日本時間10月10日午後10時22分)に、カザフスタン共和国バイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、米国中部夏時間2007年10月12日午前9時50分(日本時間2007年10月12日午後11時50分)にISSにドッキングしました。
なお、ISSに9日間滞在したシュコア宇宙飛行士は、第15次長期滞在クルーのフョードル・ユールチキン、オレッグ・コトフ両宇宙飛行士とともに、2007年4月からISSにドッキングしていたソユーズTMA-10宇宙船(14S)に搭乗し、2007年10月21日にISSを離れて地上に帰還しました。
その後、第16次長期滞在クルー2名は、ソヨン氏ともにソユーズTMA-11宇宙船(15S)に搭乗し、米国中部夏時間2008年4月19日午前0時06分(日本時間2008年4月19日午後2時06分)にISSから分離しました。ソヨン氏は、ソユーズTMA-12宇宙船(16S)に搭乗して、2008年4月10日にISSに到着し、ISSに約9日間滞在しました。
ISSへ打ち上げられるソユーズ宇宙船の打上げとしては15回目、ソユーズ宇宙船の交換ミッションとしては14回目となります。また、ソユーズ宇宙船によるISS長期滞在クルーの交代は、6Sミッション以降10回目となります。
項目 | 計画 |
---|---|
打上げ日時 | 2007年10月10日午後10時22分(日本時間) 2007年10月10日午後7時22分(バイコヌール時間) 2007年10月10日午後5時22分(モスクワ夏時間) 2007年10月10日午前8時22分(米国中部夏時間) |
射場 | カザフスタン共和国 バイコヌール宇宙基地 |
使用ロケット | ソユーズ-FGロケット |
搭乗人数 | 3名 |
ドッキング日時 | 2007年10月12日午後11時50分(日本時間) 2007年10月12日午後6時50分(モスクワ夏時間) 2007年10月12日午前9時50分(米国中部夏時間) |
ISS分離日時 | 2008年4月19日午後2時06分(日本時間) 2008年4月19日午前9時06分(モスクワ夏時間) 2008年4月19日午前0時06分(米国中部夏時間) |
帰還日時 | 2008年4月19日午後5時30分頃(日本時間) 2008年4月19日午後2時30分頃(バイコヌール時間) 2008年4月19日午後0時30分頃(モスクワ夏時間) 2008年4月19日午前3時30分頃(米国中部夏時間) |
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