国際宇宙ステーションへのクルー交代／ソユーズ宇宙船交換ミッション

第16次長期滞在クルー

ペギー・ウィットソン（Peggy Whitson）

国際宇宙ステーション（ISS）コマンダー

1960年、米国アイオワ州生まれ。生化学博士。
1989年よりNASAジョンソン宇宙センター（JSC）で様々なスペースシャトルミッションの生医学実験プロジェクトに携わり、1996年に宇宙飛行士として選抜される。
2002年に第5次長期滞在クルーとしてISSに滞在。
今回は2回目の飛行であり、2回目のISS滞在となる。

ユーリ・マレンチェンコ（Yuri Malenchenko）

ソユーズコマンダー／ISSフライトエンジニア

1961年、ウクライナ生まれ。ロシア空軍大佐。
1994年にミール16次クルーとしてミール宇宙ステーションに滞在。STS-106ミッション／2A.2b（2000年）でミッションスペシャリスト（搭乗運用技術者：MS）として飛行する。2003年には第7次長期滞在クルーのコマンダーとしてISSに滞在。
今回は4回目の飛行であり、2回目のISS滞在となる。

15Sタクシークルー（15Sで打上げ／14Sで帰還）

シェイク・ムザファ・シュコア（Sheikh Muszaphar Shukor）

1972年、マレーシアのクアラルンプール生まれ。医学博士。
2006年にマレーシア人初の宇宙飛行士として選抜される。
イスラム教徒であり、今回の飛行中、世界で初めて宇宙でラマダン（断食月）を過ごすことになる。 また、今回の飛行では、JAXAが開発した個人被ばく線量計Crew PADLES (クルーパドレス)をJAXAとマレーシア宇宙庁との協力協定に基づき携帯し、飛行中の被ばく線量計測を行う。

16Sタクシークルー（16Sで打上げ／15Sで帰還）

イ・ソヨン（So-yeon Yi）

初の韓国人宇宙飛行士。ロシアとの商業契約により飛行。

（写真は全てNASA提供）