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米国は国際宇宙ステーション(ISS)の運用をNASAのジョンソン宇宙センター(JSC)、マーシャル宇宙センター(MSFC)、ケネディ宇宙センター(KSC)、ホワイトサンズ地上局の4カ所の施設で分担して実施します。
JSCはテキサス州ヒューストンにあり、ISSの米国部分の「システム運用」を行います。また、筑波宇宙センター、ESAのコロンバス宇宙センター、モスクワ郊外のミッションコントロールセンターとも連絡をとり、ISS全体のシステム運用についての総指揮もとります。
さらに、米国の実験運用計画を立案すると共に、ブラジル、カナダ、イタリアの実験計画立案を支援し、これらの計画をマーシャル宇宙センター(MSFC)に引き渡します。
アラバマ州ハンツビルにあるMSFC内のペイロード運用センター(POC)は、ISSで実施される全ての実験を管理します。JSCで立案した米国の実験運用計画と、JSCで立案を支援したカナダ、イタリア、ブラジルの実験運用計画、それに日本、ロシア、ESA独自の実験運用計画がPOCに集められ、これらの計画の具体的な実施スケジュールをPOCで調整して策定します。
ISS内での実験運用はこのスケジュールに従って実施されます。POCは個々の実験を実施する研究機関と通信回線で接続されており、研究者はPOC経由でISS内の実験装置をコントロールして、実験を実施することができます。POCはISS全体の実験装置の安全管理、問題解決にも対応します。
フロリダ州のKSCはISSを組み立てるために宇宙と地球を往復するスペースシャトルの発射場であり、打ち上げられるISSの部品の最終検査などを行うところです。
JSC、MSFC、KSCとISS間の通信は、ニューメキシコ州のホワイトサンズ地上局に集められ、ここから米国のデータ中継衛星(TDRS)を経由して通信が行われます。
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