2010年4月18日 飛行14日目(Flight Day: FD14)
山崎宇宙飛行士らSTS-131クルーを乗せたスペースシャトル「ディスカバリー号」では、飛行制御システム(Flight Control System: FCS)と姿勢制御システム(Reaction Control System: RCS)の点検や、クルー全員での軌道離脱計画の確認、船内の片付けなど、飛行15日目のNASAケネディ宇宙センター(KSC)への帰還に向けた準備が行われました。また、クルー全員で、米国広報イベントを行いました。
飛行14日目の山崎宇宙飛行士
山崎宇宙飛行士は、他のクルーと協力して船内を片付ける作業を行ったほか、FCSの点検の様子の記録撮影やSバンド静止画ビデオ(S-band Sequential Still Video)を停止させる作業を行いました。
飛行14日目の山崎宇宙飛行士の食事
朝食 | 昼食 | 夕食 |
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B:飲み物 FF:フレッシュフード(※1) R:(温)水を加えて調理する T:加熱処理 NF:自然状態でパック
※1:フレッシュフードは各宇宙飛行士が自分で選んで持っていくことができる宇宙食で、認証済みの宇宙食以外に市販食品から選ぶこともできます。
ウェイクアップコール
STS-131クルーは、ステファニー・ウィルソン宇宙飛行士のためにかけられたルイ・アームストロングが歌う“What a Wonderful World”で、日本時間4月18日午後1時21分に起床しました。
※ウェイクアップコールは長年続けられている恒例の習慣です。ミッション期間中毎日、クルーは地上から送られる様々な音楽で目覚めます。曲はクルーにちなんだものやクルーの要望に沿ったものが選ばれています。以下のサイトでウェイクアップコールを聞くことができます。
≫ STS-131 Wakeup Calls (NASA:英語)飛行15日目の予定
- 軌道離脱準備
- ペイロードベイドアの閉鎖
- 軌道離脱
- 着陸