2010年4月13日 飛行9日目(Flight Day: FD9)
米国中部夏時間4月13日午前1時14分(日本時間4月13日午後3時14分)から6時間24分にわたり第3回船外活動が行われ、新しいアンモニアタンク(Ammonia Tank Assembly: ATA)への流体配管の接続、クエスト(エアロック)から外されて保管されていたデブリシールドの回収、古いATA の回収が行なわれました。
なお、回収したATAをペイロードベイ(貨物室)の軽量型曝露実験装置支援機材キャリア(Lightweight Multi-Purpose Experiment Support Structure Carrier: LMC)に固定する際に、ボルト締めに時間を要したため、「コロンバス」(欧州実験棟)からの軽量取付け台(Lightweight Adapter Plate Assembly: LWAPA)の回収と、P1ラジエータのグラプル・フィクスチャ保管ビーム関連作業がキャンセルされ、代わりに、STS-132(ULF4)ミッション(2010年5月予定)の準備作業として、Z1トラスの作業時の足場として使用する関節付きポータブル・フット・レストレイント(Articulating Portable Foot Restraint: APFR)の移動と配線作業が行われました。
また、新しいATAへの流体配管の接続後、地上からのコマンドで新しいATAを起動させる際に、ATA加圧用の窒素バルブが機能しない問題が発生したため、NASAの飛行管制官により、原因究明作業が続けられています。
その他、船内では、「レオナルド」(多目的補給モジュール1)から物資を移送する作業が引き続き行われました。
飛行9日目の山崎宇宙飛行士
山崎宇宙飛行士は、野口宇宙飛行士、オレッグ・コトフ宇宙飛行士、アレン・ポインデクスター宇宙飛行士、ステファニー・ウィルソン宇宙飛行士、ドロシー・メカフ・リンデンバーガー宇宙飛行士とともに、レオナルドからISSへの物資の移送作業を行いました。
飛行9日目の山崎宇宙飛行士の食事
朝食 | 昼食 | 夕食 |
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ウェイクアップコール
山崎宇宙飛行士ら7人のクルーは、ドロシー・メカフ・リンデンバーガー宇宙飛行士と、その他のクルーたちのためにかけられたインディゴ・ガールズの“Galileo”で、日本時間4月13日午前11時21分に起床しました。
≫ STS-131 Wakeup Calls (NASA:英語)飛行10日目の予定
- レオナルドからの物資の移送
- 地上へ回収する物品のレオナルドへの移送
- 「ハーモニー」(第2結合部)の共通結合機構(Common Berthing Mechanism: CBM)への制御装置設置
- 軌道上共同記者
- クルーの休息
- 米国教育イベント