2010年4月12日 飛行8日目(Flight Day: FD8)
飛行8日目は、午前中の休息の後、JAXA広報イベントや米国広報イベントのほか、飛行7日目に引き続き、「レオナルド」(多目的補給モジュール1)からの物資の移送作業が行われました。
また、飛行9日目の第3回船外活動に向けて、使用する工具の準備や手順の確認が行われました。
飛行8日目の山崎宇宙飛行士
山崎宇宙飛行士は、米国中部夏時間4月11日午前5時41分(日本時間4月12日午後7時41分)から開始されたJAXA広報イベントに野口宇宙飛行士と参加し、首相官邸の前原誠司宇宙開発担当大臣、平野博文内閣官房長官、山崎宇宙飛行士の出身校の生徒らと交信を行いました。山崎宇宙飛行士は、生徒からの質問対応や、俳句紹介のほか、野口宇宙飛行士の龍笛(りゅうてき)と電子ピアノ、山崎宇宙飛行士の琴による「さくらさくら」の合奏を披露しました。
また、物資移送責任者(ロードマスター)である山崎宇宙飛行士は、野口宇宙飛行士、トレーシー・カードウェル宇宙飛行士、アレン・ポインデクスター宇宙飛行士、ドロシー・メカフ・リンデンバーガー宇宙飛行士らと協力して、レオナルドからの物資の移送作業を行いました。
飛行8日目の山崎宇宙飛行士の食事
朝食 | 昼食 | 夕食 |
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B:飲み物 FF:フレッシュフード(※1) R:(温)水を加えて調理する T:加熱処理 NF:自然状態でパック IM:半乾燥状態 I:放射線照射殺菌済み
※1:フレッシュフードは各宇宙飛行士が自分で選んで持っていくことができる宇宙食で、認証済みの宇宙食以外に市販食品から選ぶこともできます。
ウェイクアップコール
山崎宇宙飛行士ら7人のクルーは、コマンダーのアレン・ポインデクスター宇宙飛行士のためにかけられたアンドレア・ボチェッリの“Because We Believe,”で、日本時間4月12日午前10時51分に起床しました。
※ウェイクアップコールは長年続けられている恒例の習慣です。ミッション期間中毎日、クルーは地上から送られる様々な音楽で目覚めます。曲はクルーにちなんだものやクルーの要望に沿ったものが選ばれています。以下のサイトでウェイクアップコールを聞くことができます。
≫ STS-131 Wakeup Calls (NASA:英語)飛行8日目の写真
飛行9日目の予定
- 第3回船外活動
- レオナルドからの物資の移送