2010年4月11日 飛行7日目(Flight Day: FD7)
米国中部夏時間4月9日午前0時30分(日本時間4月11日午後2時30分)から7時間26分にわたり第2回船外活動が行われ、S1トラスの使用済みのアンモニアタンク(Ammonia Tank Assembly: ATA)を取り外し、新しいATAを取り付ける作業が行われました。
ATAの交換は、船内のクルーが操作するISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)と協調して作業が進められました。
なお、新しいATAを取り付ける際に、ボルト締めに時間を要したため、新しいATAのアンモニア流体ラインの接続作業など、第2回船外活動で予定されていた作業の一部が延期されました。
その他、船内では、「レオナルド」(多目的補給モジュール1)から物資を移送する作業が引き続き行われました。
飛行7日目の山崎宇宙飛行士
山崎宇宙飛行士は、野口宇宙飛行士やステファニー・ウィルソン宇宙飛行士とともに、レオナルドからISSへの物資の移送、ISSからレオナルドへの回収品の移送などを行いました。
飛行7日目の山崎宇宙飛行士の食事
朝食 | 昼食 | 夕食 |
---|---|---|
|
|
|
B:飲み物 FF:フレッシュフード(※1) R:(温)水を加えて調理する T:加熱処理 NF:自然状態でパック IM:半乾燥状態 I:放射線照射殺菌済み
※1:フレッシュフードは各宇宙飛行士が自分で選んで持っていくことができる宇宙食で、認証済みの宇宙食以外に市販食品から選ぶこともできます。
ウェイクアップコール
山崎宇宙飛行士ら7人のクルーは、ステファニー・ウィルソン宇宙飛行士のためにかけられたエラ・フィッツジェラルドの“Stairway to the Stars”で、日本時間4月11日午前10時26分に起床しました。
※ウェイクアップコールは長年続けられている恒例の習慣です。ミッション期間中毎日、クルーは地上から送られる様々な音楽で目覚めます。曲はクルーにちなんだものやクルーの要望に沿ったものが選ばれています。以下のサイトでウェイクアップコールを聞くことができます。
≫ STS-131 Wakeup Calls (NASA:英語)飛行7日目の写真
飛行8日目の予定
- JAXA広報イベント
- クルーの休息
- レオナルドからの物資の移送
- 第3回船外活動準備、キャンプアウト(リチャード・マストラキオ、クレイトン・アンダーソン両宇宙飛行士)