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国際宇宙ステーションの組立フライト 19A(STS-131)

STS-131ミッション 飛行2日目開始

写真:OBSSを使用したディスカバリー号の機体の損傷点検

OBSSを使用したディスカバリー号の機体の損傷点検

スペースシャトル「ディスカバリー号」のクルーは、米国東部夏時間4月5日午後8時21分(日本時間4月6日午前9時21分)に起床し、飛行2日目の活動を開始しました。

飛行2日目には、スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)を使用した機体の損傷点検や、飛行3日目の国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングに向けた準備や、船外活動で使用する宇宙服の点検などが行われます。山崎宇宙飛行士は、ノーズキャップ(先端部)と左翼部の損傷点検を担当します。

なお、飛行1日目のKuバンドアンテナの起動中にシステムに異常が発生し、高速データ通信ができなくなっているため、NASAの飛行管制官により、原因究明作業が続けられています。

NASAによると、このシステムの異常による飛行およびドッキング運用への影響はなく、飛行2日目の熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)の点検映像などは、ISSへのドッキング後にISSの通信システム経由でダウンリンクする予定とのことです。現在は、地上との通信にはSバンドが使用されています。

STS-131 NASAステータスレポート#02
NASA発行のレポートの仮訳です。
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