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ピアース
Pirs Docking Compartment (DC-1)
「ピアース」（ロシアのドッキング室）は、ソユーズ宇宙船またはプログレス宇宙船が1機ドッキングすることができる場所であると同時に、エアロックの役割も果たすものであり、ピアースのハッチを出入り口として、ロシアの宇宙服を使用した船外活動が実施できます。
2001年9月にプログレスM-DC1宇宙船によって国際宇宙ステーション（ISS）に運ばれ、「ズヴェズダ」（ロシアのサービスモジュール）にドッキングしました。これ以降、ロシアの管理するモジュールに係わる船外活動は、原則としてピアースから実施することになりました。
また、それまで2ヶ所だったソユーズ宇宙船とプログレス補給船のドッキングポートが3ヶ所に増え、ドッキング運用時の制約が軽減されるようになりました。
2021年7月、切り離し後大気圏に突入して、運用を終了しています。
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※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA