古川宇宙飛行士は、国際宇宙ステーション(ISS)から帰還後、はじめて帰国し、日本各地でミッション報告会を行いました。
1月16日にJAXA主催で開催した、渋谷区文化総合センター大和田(東京都渋谷区)での報告会では、ISS長期滞在をともにしたNASAのマイケル・フォッサム宇宙飛行士、ロシアのセルゲイ・ヴォルコフ宇宙飛行士と一緒に出席し、ISS滞在中に撮影した映像や写真を交えながら、ミッションでの活動内容を報告しました。
この報告会では、ミッションの報告のほかに、古川宇宙飛行士がISS滞在中に実施したJAXAが関係する実験のうち、医療に関わるライフサイエンス系などの3つの実験の研究者が登壇し、実験の概要とその成果を報告しました。古川宇宙飛行士ら3名の宇宙飛行士と研究者3名でのパネルディスカッションも行われ、古川宇宙飛行士は医師の視点を交えた意見を研究者らと交わしました。
そのほか、古川宇宙飛行士は、出身地である神奈川県の横浜市や、宮城県の仙台市でも報告会を行いました。
また、3名の宇宙飛行士は筑波宇宙センター(TKSC)も訪れ、今後のJAXA宇宙飛行士の長期滞在ミッションを、より実のあるものにするべく、関係者と長期滞在で得られたことや反省点を振り返るデブリーフィング(技術的な報告会)を行いました。
- 古川宇宙飛行士 長期滞在ミッション報告会開催レポート
- 東京都渋谷区で開催した報告会の開催レポートです。