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JAXA宇宙飛行士活動レポート 2011年8月

油井、大西、金井宇宙飛行士、宇宙子どもワークショップキャラバンとコズミックカレッジに参加

最終更新日:2011年9月22日

写真:ワークショップに参加する(左から)大西、油井、金井宇宙飛行士

ワークショップに参加する(左から)大西、油井、金井宇宙飛行士(出典:JAXA)


写真:コズミックカレッジにて、高校生からの質問に答える(左から)金井、大西、油井宇宙飛行士

コズミックカレッジにて、高校生からの質問に答える(左から)金井、大西、油井宇宙飛行士(出典:JAXA)

油井、大西、金井宇宙飛行士は、8月7日、宮城県仙台市の東北大学にて、仙台七夕祭りに合わせて開催された「宇宙子どもワークショップキャラバン in 仙台たなばた」に参加し、ワークショップに参加した小中学生や高校生との交流イベントを行いました。

仙台からつくばに移動した8月9日には、筑波宇宙センター(TKSC)で開催中の「コズミックカレッジ・サマーサイエンスキャンプ」に参加しました。

全国各地から選ばれた24名の高校生を対象に、8月8日から10日までTKSCで開催された同キャンプの中日にあたる9日、JAXA職員による講義の途中でサプライズ企画として3人が登場し、自己紹介に続いて参加者と質疑応答を行いました。この宇宙飛行士登場に先駆け、3人の紹介ビデオを視聴していた参加者からは驚きの声が溢れ、会場は大いに盛り上がり、その後のモチベーションも大変高まったキャンプとなりました。

8月中旬に3人は米国に戻り、NASAジョンソン宇宙センター(JSC)での訓練を再開しました。3人は語学訓練やT-38ジェット練習機での飛行訓練のほか、船外活動ツールを確認する訓練などを行いました。大西宇宙飛行士は、10月に参加する予定のNASA極限環境ミッション運用(NASA Extreme Environment Mission Operations: NEEMO)訓練に備えて、自動体外式除細動器(AED)の使用方法や心肺蘇生法(CPR)、非常用酸素ボンベの取り扱いについて事前訓練を行いました。NEEMO訓練は、米国フロリダ州沖合の海底約20mに設置されている米国海洋大気庁(National Oceanic and Atmospheric Administration: NOAA)の「アクエリアス」と呼ばれる閉鎖施設内で生活を行い、リーダーシップやチームワーク、自己管理などの能力を向上させることを目的とした訓練です。これまでに、JAXA宇宙飛行士では、若田古川両宇宙飛行士がこの訓練を受けています。今回のNEEMO15ミッションでは、将来の小惑星探査に向けた技術評価試験が主な目的になります。NEEMO15ミッションについてはこちら(英語)を、アクエリアスについてはこちら(英語)をご参照下さい。

 
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