山崎宇宙飛行士は、STS-131ミッションに向けて、NASAジョンソン宇宙センター(JSC)で訓練を行っています。
山崎宇宙飛行士らSTS-131ミッションクルーは、スペースシャトルのモックアップを使用して、国際宇宙ステーション(ISS)へドッキングする際の位置調整に使用するセンターラインカメラや、スペースシャトル船外のカメラを、太陽光の強さに合わせて設定する方法について訓練を行いました。
また、STS-131ミッションの飛行3日目の運用を摸擬したシミュレーション訓練を行いました。シミュレーションでは飛行3日目の起床後から、ISSへドッキングしてハッチをオープンするまでの作業を実際のタイムラインに沿って実施しました。訓練には、STS-131ミッションでクルーとの交信を行うCAPCOM(Capsule Communicator)を担当する星出宇宙飛行士も参加しました。
その他、軌道上で使用するカメラ操作の訓練を行いました。山崎宇宙飛行士は、STS-131ミッションでの担当のひとつとして、写真・映像も担当します。訓練では、カメラやモニタ機器の設置方法、被写体ごとの撮影方法、アングルや構図などについて学びました。