STS-119(15A)ミッションに搭乗し、2009年2月から国際宇宙ステーション(ISS)での長期滞在を開始する若田宇宙飛行士は、STS-119クルーとともに、ミッション中の運用を模擬したシミュレーション訓練を行いました。
シミュレーション訓練で若田宇宙飛行士は、S6トラスをISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)で把持して、スペースシャトルのペイロードベイ(貨物室)から取り出す作業や、S6トラスの太陽電池パドル(Solar Array Wing: SAW)の展開作業などを実施しました。
また、クルーは、ISSでの火災発生を想定した訓練を行い、火災への対処やソユーズ宇宙船へ避難手順を確認しました。その他に、スペースシャトルへの搭乗手順の確認や、スペースシャトルに緊急事態が発生した場合を想定した避難訓練も実施しました。