土井宇宙飛行士は、NASAジョンソン宇宙センター(JSC)にある無重量環境訓練施設(Neutral Buoyancy Laboratory: NBL)にて1J/A(STS-123)ミッションのクルーと共に、ウォーター・サバイバル訓練を実施しました。
この訓練は、打上げ時にスペースシャトルに異常が発生し、脱出した後、海上で救助が来るまでのサバイバル技術を訓練するものです。スペースシャトルは打ち上げられると大西洋上空を飛行するため、脱出すると海に落下することが想定されます。そのため、NBLのプールを使用したこのような訓練が実施されています。
土井宇宙飛行士は、着水後にパラシュートの下から外に出る手順や小型のいかだを膨らませる手順など、救助されるまでの一連の流れを訓練しました。また、スペースシャトルの脱出模擬装置を使用した脱出訓練を実施しました。