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ISS搭乗宇宙飛行士活動レポート 2002年 3月

 古川、星出、角野宇宙飛行士の2002年3月の活動状況についてご紹介します。

「きぼう」日本実験棟アドバンスト訓練プレス公開
 2001年12月から筑波宇宙センターにて実施されてきた「きぼう」日本実験棟アドバンスト訓練フェーズI は最終組(第6組目)となった土井隆雄宇宙飛行士・クリーマー宇宙飛行士(NASA)の訓練終了によって全日程を終えました。両宇宙飛行士の訓練初日にあたる3月4日には訓練の模様がプレスに公開され、続いておこなわれた記者会見ではすでに訓練を終了している古川、星出、角野宇宙飛行士も加わり質疑応答が繰り広げられました。
 「きぼう」日本実験棟アドバンスト訓練の詳細についてはこちらをご覧下さい。

記者会見に参加する古川、星出、角野宇宙飛行士


「きぼう」日本実験棟安全審査
 「きぼう」日本実験棟の安全審査本審査会が筑波宇宙センターでおこなわれました。今回の安全審査はフェーズIIIと呼ばれ、様々なトラブルが起きたときの解決手段が検査や試験などによって検証されていることを確認するものです。
 3月は、船内実験室と船内保管室についての安全審査がおこなわれました。安全審査会は今後も引き続きおこなわれます。
 3人の宇宙飛行士たちは、「きぼう」日本実験棟の開発技術者や安全・品質保証の担当者とともに、宇宙飛行士として実際に「きぼう」を使う立場から審査会に参加し、意見を述べました。


「きぼう」日本実験棟全体システム試験
 「きぼう」日本実験棟は最後の構成要素となった船内実験室が2001年9月に筑波宇宙センターへ輸送されたことによってフライトモデル(実機)の全構成要素が、筑波宇宙センターに勢揃いしました。10月から「きぼう」各部を結合し、各種インタフェースを確認する全体システム試験がおこなわれています。
 3人の宇宙飛行士たちは、「きぼう」日本実験棟の開発技術者とともに、宇宙飛行士として実際に「きぼう」を使う立場から試験に立ち会いました。


第1回「きぼう」日本実験棟認定試験後審査会(JEM PQR#1)
 第1回「きぼう」日本実験棟認定試験後審査会(JEM PQR#1)が筑波宇宙センターで行われました。
PQRとはフライト品(実機)の製作が終了し、認定試験を終えた後、要求通りフライト品としての品質を満たしていることを確認する審査会です。
 星出宇宙飛行士は、「きぼう」日本実験棟の開発技術者とともに、宇宙飛行士として実際に「きぼう」を使う立場から審査会に参加し、意見を述べました。


コズミックカレッジ
 将来宇宙分野での活躍をめざす子どもたちが集まり、宇宙はどんなところか、地球はどんな星なのか、宇宙飛行士は宇宙でどんな体験をするかなどを、宇宙開発最先端の施設と講師のもとで、実験や講義を通して学ぶ、「コズミックカレッジ・ファンダメンタルコース」が開講されました。開講式は、つくば、札幌、大阪、広島、種子島の5会場を衛星回線で結んでおこなわれました。
 開講式には古川、角野宇宙飛行士もかけつけ、筑波宇宙センターをはじめとする各地の会場に集まった子どもたちから寄せられたさまざまな質問に答えました。
 筑波宇宙センター施設見学では、ふたつのチームに分かれ、それぞれ古川宇宙飛行士、角野宇宙飛行士の案内によって無重量環境試験棟や宇宙飛行士養成棟の見学がおこなわれました。

開講式では両宇宙飛行士に次々と質問が寄せられました
 
無重量環境試験棟の説明を行う古川宇宙飛行士
宇宙飛行士養成棟の説明を行う角野宇宙飛行士



 ISS搭乗日本人宇宙飛行士活動レポート4月分は5月中旬頃に掲載予定です。
 お楽しみに。



最終更新日:2002年4月23日

 
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