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JAXAの宇宙飛行士

大西宇宙飛行士のNEEMO日記(第12回)「10月22日:海底3日目」

最終更新日:2011年10月24日

アクエリアス滞在3日目。

ぐっすり眠れました。

海の中にいると、天気が良いのか悪いのか、全くわかりません。ただ海の透明度は依然として良くないようです。7mくらいでしょうか。

朝食

朝食パックの中は?(撮影:筆者 )

パッと身支度を整えて、朝ご飯の準備。と言っても、レトルトのフリーズドライ製品なのでお湯を注いで待つだけ。

とっても簡単な割に、結構おいしいです。その後朝の地上との定時交信までは少し時間がありますが、ここが勝負どころ。何しろ6人共同生活なので、お互いのタイミングをはからないと、したいことがいつまで経ってもできません。小さなことですが、こういうところで計画的に動かないと、時間がどんどんなくなっていくということを初日で学びました。

アクエリアスの中は気圧が高くなっていると以前書きました。だいたい地上の2.5倍(約2.5気圧)です。今日はその影響について書きたいと思います。

まず声!みんなの声がいつもと少し違います。キーが高いっていうんでしょうか。最初に気付いたのは、宇宙飛行士候補者2009年クラスの同期で付き合いも長いデイビッド。なんか舌足らずなしゃべりかたになっているので、口内炎でもできたのかなと思っていたら、シャノンもそうなっています。あれ、実はひょっとして自分も??と思って聞いてみたら、その通り!自覚がなかったのでビックリ。うまく表現できませんが、テープを早送りする時みたいなちょっと高目の声になるようです。

船外活動中

船外活動中の大西宇宙飛行士
(提供:JAXA/NASA/NOAA/UNCW )

音は空気中を伝わる波ですから、圧力が高いと周波数が変わる??詳しく知らない分野なので、どなたか知っていたら教えて欲しいです。

それから耳!これはアクエリアスに到着した瞬間からはっきりと違和感を感じます。圧力が頻繁に変化するので、飛行機に乗った時のような耳の違和感が一日中続くのです。結構不快感がありますね、これは。潮の満ち引きとか波が関係しているのだと思います。

その他にも気付いていないだけで色々な影響がありそうです。なんかいつもと違う、という感じがいつまでも抜けないので。

気圧というものが目に見えないけど実は大きな力だというのはパイロット時代に学びました。そもそも風が吹くのは、気圧の差があるからで、基本的には気圧の高い方から低い方へ風が吹くのです。台風の中心気圧が大体0.85とか0.9気圧くらいですから、1.5気圧の違いが体に色々な影響を及ぼすのもむしろ当然かもしれませんね。

打合わせ

訓練4日目の船外活動訓練について打ち合わせるNEEMO15クルー
(提供:JAXA/NASA/NOAA/UNCW )


NASAによるNEEMO15の写真はこちら

アクエリアスのライブ映像はこちら(英語)

※特に断りのない限り、日時は現地時間(米国東部夏時間)です。

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