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訓練3日目。いよいよ、今回のNEEMO15で使用する潜水マスク「SuperLite17」の登場です。
写真中央の黄色のヘルメットが本体、左の青いのは中に詰めるパッド、右にある黒い物体は、首に巻いてヘルメットを取り付けるためのパーツです。首から上をすっぽり包むことで、呼吸はもちろん、マイクと内蔵スピーカーを使って外部と話すことが可能です。
今日はダイビング訓練なしで、終日このヘルメットの構造や取り扱いについて学びました。見た目それほど重そうには見えませんが、手に取ろうとするとずっしり重く、聞いてみると約13kgあります。これにはクルー一同、「どこがスーパーライト(とっても軽い)やねん」と思わず突っ込みましたが、それにはなるほどという理由が。
潜水の歴史をひも解けばそれは19世紀にまで遡るらしく、当時の潜水具は80から90kgというそれは重い代物だったそうです。それに比べたら13kgというのがいかにスーパーライトかは言うまでもありません。技術の進歩に感謝です。
写真右に写っている黒いゴムパーツの中央の穴に首がすっぽり収まるわけですが、見るからにきつそうです。それもそのはず、緩いとそこからヘルメットの中に水が入ってきてしまうので、きつくないとだめなんですね。
頭のでかさには自信がある私は、見た瞬間から不安でした。・・・入るだろうかと。
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