このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。
<免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。
訓練2日目が終わりました。
今日の午後は昨日に引き続き、スクーバダイビングです。初日のレポートでは書き損ねましたが、昨日の午後に基本的なスキルチェックを兼ね、沖合いのアクエリアス近辺のエリアで1本目のダイビングを実施済みです。
今日は同じエリアで、周辺の地形や施設の確認を目的としたダイビングを2本行いました。
ボートがここキーラーゴを出発するのが12時。それに合わせて、15分前から皆で器材の積み込みやセットアップを開始しましたが、とても終わりません。結局、出航は予定より10分も遅れてしまいました。
これが実際の宇宙ミッションでは、10分の遅れというのは致命的です。チームで話しあい、次は30分前には準備を開始することにしました。こういう問題点をチームの誰かが気付いて指摘して、その場で解決策をみんなで話し合うのはチーム運営として見習うべき点だなと感じました。
さて肝心のダイビング。アクエリアス周辺の海域は昨日も今日もそれほど透明度が良くなく、気をつけていないとチームメンバーを見失いそうです。もちろんそんなことにならないよう、2人ずつペアになってお互いの位置を常に確認し合いながら行動します。
そんな中で黒々と、半ば漁礁と化しているアクエリアスの姿が浮かび上がります。20年近い歳月を経るうちに、魚たちの格好の住処になっているようです。
今日はアクエリアス内部に、文字通り「顔だけ」出してきました。端の部分の床に開口部があって、そこで海と繋がっているのですが、その開口部から中を覗いたのです。アクエリアスの中から見ると、ちょうどお風呂から顔だけ出して浸かってる状態ですね。
内部は所々さび付いていたり、開口部のすぐ側には沢山のバルブ類が並んでいたりで、第1感は、まるで潜水艦の中のよう・・・(実際に見たことはありませんが)。
一部しか見られませんでしたが、なかなかの狭さ!ここで来週から、6人で約2週間の生活が始まります。
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency | SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約 |