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JAXAの宇宙飛行士

ISS長期滞在が決定した大西宇宙飛行士が記者会見を実施

最終更新日:2013年11月29日
写真

記者会見に臨む大西宇宙飛行士(出典:JAXA)

国際宇宙ステーション(ISS)第48次/第49次長期滞在クルーに決定した大西宇宙飛行士の記者会見が、日本時間2013年11月29日に米国ヒューストンとJAXA東京事務所をTV会議システムで繋いで行われました。

大西宇宙飛行士は、2016年6月頃から約6ヶ月間ISSにフライトエンジニアとして滞在する予定です。ISSへは、ロシアのソユーズ宇宙船に搭乗して向かいます。

会見の冒頭では、はじめにJAXA有人宇宙ミッション本部宇宙飛行士運用技術部の山本雅文部長が大西宇宙飛行士のISS滞在決定について報告し、続いてJAXA有人宇宙ミッション本部の本部長を務める長谷川義幸理事が、長期滞在決定の背景と大西宇宙飛行士への期待を述べました。

その後、会見は大西宇宙飛行士の挨拶へと移り、まず最初に大西宇宙飛行士は、今の思いと、関係者やJAXAの宇宙開発を応援してくれている方々へ感謝を述べました。

挨拶の中で大西宇宙飛行士は、「(一日一日を大切にし、やるべきことをやりながらアサイン獲得を目指していたので)4年半は長くはなかった」と、2009年に宇宙飛行士候補者として選抜されてから今日までを振り返りました。

今回のISS長期滞在決定と同時に、大西宇宙飛行士が、ソユーズ宇宙船を操縦するコマンダーを補佐する役目のレフトシーターに就くことも決まっています。レフトシーターには、コマンダーと同レベルのソユーズ宇宙船の運用技術が求められます。大西宇宙飛行士は、「前職の航空機副操縦士のバックグラウンドを活かして今後のソユーズ訓練に臨みたい」と、今後の訓練への意気込みを語りました。

挨拶の最後に、「来年3月には、若田飛行士がISSコマンダーとなる。これは重要なマイルストーン。様々な分野で日本がリーダーシップを取る時代が来ている。偉大な先輩に負けないよう精進していきたい」と、ISS長期滞在に向けた決意を語りました。

大西宇宙飛行士の挨拶が終わると、会見に集まった報道関係者との質疑応答が行われました。

質疑応答では、米国の有人宇宙開発の現場を目の当たりにする環境の中で、人から人への技術の伝承がとても大切であることを感じたことや、CAPCOM(ISSと交信する管制官のポジション)の訓練を通して貴重な経験をしたこと、ISSから地球を見ること楽しみにしていることなどを語りました。

 
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