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その他
JAXAと協力機関

JAXA (Japan Aerospace Exploration Agency)独立行政法人宇宙航空研究開発機構
2003年10月1日、JAXAは、H2Aロケットに代表される大型ロケットや人工衛星の開発を担ってきた宇宙開発事業団(NASDA)、宇宙や惑星の探査を担ってきた宇宙科学研究所(ISAS)、および次世代の航空技術の研究開発を行ってきた航空宇宙技術研究所(NAL)の3機関の統合により発足しました。この統合により基礎研究から応用利用までを継続的かつ組織的に一元的に実施することができるようになりました。
JAXAは、日本の国際社会で重要な位置を保持するために、宇宙に関連する様々な分野において、研究、開発に貢献しています。常勤職員は約1,700人で、170人ほどの大学院生と研究生を受け入れており、また、他国からの研究員も受け入れています。

CSA(Canadian Space Agency)カナダ宇宙庁
1989年の設立以来、CSAは国際宇宙プログラムを先導してきました。CSAの理念はカナダ国民および人類のために宇宙に関する知識の拡大と応用を図ることで、カナダ国内の地球および地球環境、宇宙科学、有人宇宙活動、宇宙の認識と教育にかんするプログラムの調整支援を行っています。

CNES(Centre National d'Etudes Spatiales)フランス国立宇宙研究センター
1961年に設立されたCNESは国の機関であり、ヨーロッパにおけるフランスの宇宙政策の推進および先導の役割を担っています。その責務は将来の宇宙システムの開発および宇宙技術を発展させること、フランスの宇宙活動の独立性を保証することです。
また、CNESはヨーロッパの宇宙プログラムの主要なメンバーでありフランスおよびヨーロッパの競争力を維持するための提案と主導を行う主要な構成員です。
CNESはその工業および科学コミュニティのパートナーとともに宇宙計画を立案し実行しています。また多くの国際協力プログラムと密接に連携しています。

ESA(European Space Agency)ヨーロッパ宇宙機関
1975年以来、ESAはヨーロッパの宇宙プログラムの企画立案とその実施にあたっています。その使命は、ヨーロッパにおける宇宙開発の方向性を示し、宇宙への投資がヨーロッパの人々へ利益を還元し続けることをめざすことにあります。また、ESA はヨーロッパ以外の宇宙機関とも連携し全人類とともに宇宙の利益を共有することを理念に掲げています。ESAは17のメンバー国(オーストリア、ベルギー、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、アイルランド、イタリア、ルクセンブルク、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、スイスおよび英国)から構成されています。

NASA(National Aeronautics and Space Administration) アメリカ航空宇宙局
アメリカ航空宇宙局(NASA)は米国議会制定法により国家の航空および宇宙の分野を担うために1958年7月16日に設立されました。
多くの部門および部署がNASAの宇宙生命科学プログラムを推進している。これらのプログラムは宇宙における人間の健康、安全、生産性を保証することおよび基礎科学の知見を得ることを目指しています。
2004年1月14日にブッシュ大統領は新しい宇宙政策を公表し、NASAに対して「月に新たな足跡を記し、われわれの世界を超えた新しい冒険の準備を行うこと」を求めました。  その概要は、「アメリカはISSを2010年までに完成させ、次段階でCrew Exploration Vehicle(CEV)と呼ばれる新しい有人宇宙船を開発し、さらに2020年までに月面へ再度到達し、これを次のミッションへの出発点とすることを目指す」とされています。NASAは国際パートナーとともに、これらの目的達成のために協力体制を確立していく方針です。

SRON(Space Research Organization of the Netherlands)オランダ宇宙研究機関
オランダ科学研究機構の一部であるSRONはオランダにおける宇宙物理および地球科学に関する衛星部品の開発利用のセンターになっています。オランダにおける宇宙研究機関としてまたESAプログラムの窓口です。
SRONの主要な活動は高および低エネルギー宇宙物理学と地球科学のための人工衛星搭載品の開発利用とされています。

DELTA MISSION

DELTAは、the Dutch Expedition for Life science Technology and Atmospheric researchの略称です。
すなわち、DELTA MISSIONはオランダによる、ICE FIRSTプロジェクトを含む生命科学系、地球科学系宇宙実験の総称ということになります。オランダ政府は、宇宙環境利用に関する広報活動、教育活動の発展を期待してこのミッションを企画、実施したといいます。このミッションは、宇宙実験の章で紹介したように、ソユーズTM4によってバイコヌールの基地から打上げられました。
多くの科学的実験が、このミッションに搭乗したオランダ人宇宙飛行士のAndreas Kuipers氏によって実施されました。
例えば、Andreas Kuipers氏は様々な状況下でのレタス種子の発芽の様子を宇宙で観察し、地上では非常に多くの学生達が同じ方法で種子の発芽の様子を観察しました。宇宙からのビデオ画像と観察記録との比較により、学生達は生物の発達における微小重力の影響を学ぶことができました。また、Andreas Kuipers氏といくつかの学校との間にはインターネットを用いた公開討論の場"チャット"が設けられました。

このミッションで、Kuipers氏はGennadi Padalka氏及びMike Fincke氏(第9次クルー)とともに飛び立ちました。そして、2003年10月から軌道上のISSに滞在しているMichael Foale氏及びAlexander Kaleri氏(第8次クルー)とともに地球に帰還するという、ISSの宇宙飛行士交代が大きな目的でした。ISSの建設と使用は2003年2月1日のコロンビア事故によるシャトル打ち上げの遅延があり、宇宙ステーションを維持し6ヶ月毎に滞在クルーを交代させるためには、ソユーズとプログレス宇宙船を利用するしか方法がない状態です。
ソユーズロケットは、1957年にライカ犬を、そして1961年にユーリ・ガガーリンを打ち上げるために用いられものです。過去40年間に、ロシアの宇宙飛行士を乗せてバイコヌール発射基地から200機以上が打ち上げられています。また、プログレス宇宙船や様々な用途の衛星を打ち上げるために、約1700回も打ち上げられています
プログレス宇宙船は、宇宙ステーションにドッキングした状態を200日間まで保持することができ、6ヶ月ごとに、新旧の宇宙ステーション滞在クルー交代のために打ち上げられています。また、宇宙ステーション滞在クルーの救難船としての役割も果たしています。このようなミッションは、「タクシーミッション」と呼ばれ、各国の宇宙機関は、宇宙飛行士だけでなく、科学実験や科学技術実験を送り込むために、このミッションを利用している。
DELTA MISSIONの詳細は → http://www.esa.int/SPECIALS/Delta_Mission/SEM16RWA6QD_0.html

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