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NASAステータスレポート(2008年まで)

STS-123 NASAステータスレポート#11

最終更新日:2008年3月17日
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2008年3月16日(日) 午前5時00分(米国中部夏時間)
2008年3月16日(日) 午後7時00分(日本時間)

本日、リチャード・リネハンとマイケル・フォアマン両宇宙飛行士は、国際宇宙ステーション(ISS)の船外で7時間を超える船外活動を行い、カナダ宇宙庁(CSA)が開発した「デクスター」(特殊目的ロボットアーム)に2本のアームを取り付けました。

デクスターは、それぞれ長さ11フィート(約3.4m)の2本のアームを使って、ISSの船外で小型の軌道上交換ユニット(Orbital Replacement Unit: ORU)の設置や、その他の保全作業を行うことができます。デクスターは、ISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)の先端に取り付けたり、単独でモービルベースシステム(Mobile Base System: MBS)に載せて稼働させたりすることができます。

リネハンとフォアマンは、デクスターの取付け作業中にデクスターを保護していた断熱カバーの一部を取り外し、本ミッションでの第2回船外活動を完了しました。ふたりは、スペースシャトル「エンデバー号」船内から船外活動の指揮をとり支援していたミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のロバート・ベンケンと協調して作業を進めました。

一方、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙飛行士である土井隆雄は、新しく取り付けられたばかりの「きぼう」日本実験棟の船内保管室の内部で、実験ラックや保管ラックの設定を行いました。船内保管室は、実験装置や試料、消耗品などを保管する倉庫の役割をもつモジュールです。

リネハンとフォアマンにより、米国中部夏時間3月15日午後6時49分(日本時間3月16日午前8時49分)から、7時間08分にわたって行われたこの船外活動は、翌日午前1時57分(同3月16日午後3時57分)に終了しました。今回の船外活動は、STS-123ミッション中に予定されている5回のうち、2回目の船外活動でした。

3月16日のエンデバー号とISS両クルーの起床時刻は、午後2時28分(同3月17日午前4時28分)です。総勢10人のクルーたちはこの日、エンデバー号とISSの間を行き来して、さまざまな物資の移送作業を行う予定です。また、クルーたちは新しい日本のモジュールのラックの設定を引き続き行い、一方、地上の管制官たちは、アームが取り付けられたデクスターの電気系の試験を行う予定です。第3回船外活動の手順確認は、1日の終わり頃に行われる予定です。

次回のSTS-123ステータスレポートは3月16日のクルーの起床後、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-123 MCC Status Report #11(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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