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国際宇宙ステーション

STS-119 NASAステータスレポート#08

最終更新日:2009年3月20日
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2009年3月19日(木) 午前9時00分(米国中部夏時間)
2009年3月19日(木) 午後11時00分(日本時間)

本日、スペースシャトル「ディスカバリー号」のミッション最初の船外活動を実施し、国際宇宙ステーション(ISS)の最後の一対となる米国の太陽電池パドル(Solar Array Wing: SAW)を取り付けると、ISSの発電能力は大きく向上することになります。

スペースシャトルのクルーは今朝、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のジョセフ・アカバのためにかけられたホセ・ゴンザレスの曲、“Que Bandera Bonita”で目覚めました。アカバと同じくSTS-119ミッションの船外活動担当クルーを務めるMSのスティーブン・スワンソンとリチャード・アーノルドは、本日の6時間半にわたる船外活動の準備時間を短縮するため、減圧されたISSの「クエスト」(エアロック)内で一晩を過ごしました。ISSのコマンダーのマイケル・フィンクとスペースシャトルのパイロットのドミニク・アントネリは、ふたりが衛生上の休憩をはさんで昼前に宇宙服を装着するのを手伝う予定です。

米国中部夏時間3月19日午前10時(日本時間3月20日午前0時)頃、MSのジョン・フィリップスとISSのフライトエンジニアである若田光一は、ISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)を操作して、S6トラスを右舷側先端のトラスの外部近くまで移動させる予定です。スワンソンとアーノルドは、3月19日午後0時13分(同3月20日午前2時13分)にクエストから船外に出て、S6トラスを取り付ける場所まで移動し、フィリップスと若田がSSRMSでS6トラスをS5トラスの設置位置まで移動させるのを誘導する予定です。その後、スワンソンとアーノルドはS6トラスとS5トラスをボルトで固定する予定です。

SSRMSがS6トラスの把持を解放して離れた後、船外活動クルーは、この新設されたトラスの電力・データ通信ケーブルの接続作業と、太陽電池ラジエータ(Photovoltaic Radiator: PVR)と新しいSAWを格納している収納箱の固定機構の解除作業を行う予定です。さらにふたりは、SAWを支えるマストを収納しているベータ・ジンバル・アセンブリ(Beta Gimbal Assembly: BGA)の固定機構を解除し、その後の展開のために収納箱の位置を設定する予定です。

新しいSAWの展開は、もともとは飛行8日目に予定されていましたが、ディスカバリー号の耐熱シールドについて詳細検査を実施する必要がないと判断されたため、今回の飛行計画では、飛行6日目にSAWを展開するための時間的余裕ができました。展開スケジュールの変更については、本日の船外活動終了後に、最終決定される予定です。

本日午後、フィリップスとアントネリは、ミッション期間中ずっと動作していないスペースシャトルの自転車エルゴメータの修理を継続して行う予定です。

次回のSTS-119ステータスレポートは、3月19日(同3月20日)のクルーの活動終了時、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-119 MCC Status Report #08(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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