JAXAトップページへ
 JAXAトップページへ宇宙ステーション・きぼう広報・情報センターサイトマップ
 

国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #07-02

<< #07-01 | #07-03 >> homeindexback

第14次長期滞在クルー
2007年1月12日(金) 午後3時00分(米国中部標準時間)
2006年1月13日(土) 午前6時00分(日本時間)

ロシア正教のクリスマスを祝う3日間の休暇を終え、国際宇宙ステーション(ISS)のクルーは今週、新しい補給船の到着に備えて不要品をプログレス補給船(22P)に詰め込む作業や、プログレス補給船(23P)で運ばれてきた物資の荷解き作業などを行い、1週間を過ごしました。

ISSで不要になった物資が詰め込まれたプログレス補給船(22P)は、現在ドッキングしている「ピアース」(ロシアのドッキング室)から、米国中部標準時間1月16日午後5時28分(日本時間1月17日午前8時28分)に切り離される予定です。その3時間後にはエンジンを噴射し、プログレス補給船(22P)は大気圏へ突入し、安全に投棄されます。

ISSの第14次長期滞在クルーのコマンダーであるマイケル・ロペズ-アレグリア、フライトエンジニアであるミハイル・チューリンとサニータ・ウィリアムズは、新しいプログレス補給船(24P)のピアースへのドッキングに向けた準備を開始しました。ドッキングは1月19日午後9時(同1月20日午後0時)に予定されています。プログレス補給船(24P)は、1月17日午後8時12分(同1月18日午前11時12分)に、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から打ち上げられる予定です。

新しいプログレス補給船(24P)は、約2.3トンの食糧、推進剤、酸素、補給物資などをISSに届けます。荷物の中には、4月にISSに到着する予定の第15次長期滞在クルーのための服や船外活動用の機材も含まれています。

プログレス補給船(22P)の分離の準備として、チューリンはプログレス補給船(22P)とピアースの間のハッチにあるドッキング機構を分解して取り外しました。この機構は、3月に予定されているスペースシャトル「アトランティス号」のミッションで地上に持ち帰る予定です。

今週、クルーは数時間にわたって「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)内で作業を行い、大がかりなシステム交換作業、ロボティクス・オンボード・トレーナ(Robotics Onboard Trainer)での訓練と、それを「デスティニー」(米国実験棟)の新しいラックに移すなどの作業を行いました。また、ロシアの運動器具の修理と試験も行いました。

チューリンはロシアのエルゴメータのメンテナンス作業を行い、また定期メンテナンス作業を行うため揮発性有機物分析装置(Volatile Organic Analyzer: VOA)をクルー健康管理システム(Crew Health Care System: CHeCS)ラックから取り外しました。VOAは、ISS内の空気に含まれる特定の有機化合物を識別し、その量を計測するために使われます。チューリンは、ロシアのふたつの実験も行いました。実験のひとつは無重量環境下で起きる運動系の障害を研究するもの、もうひとつは宇宙飛行が植物の生長と発達に及ぼす影響を調べるものでした。

今週、ロペズ-アレグリアは、ミッションの中間段階で行う腎臓結石実験のためのサンプルの採取と日々の食事の記録も行いました。この実験は、宇宙飛行を行うクルーの飛行前、飛行中、飛行後の腎臓結石の形成のリスクを調べるものです。この実験では、クエン酸カリウム製剤を宇宙飛行士に処方し、尿のサンプルを飛行前、飛行中、飛行後に複数回にわたって採取し、腎臓結石形成のリスクを評価します。ロペズ-アレグリアは、この実験の最後の被験者です。

ロペズ-アレグリアとウィリアムズは、宇宙飛行中に利用される認知能力を検査するWinSCAT(Spaceflight Cognitive Assessment Tool for Windows)を受けました。WinSCATは、作業を要求されることによるストレスが仕事の能率に与える影響を評価する際に役立ちます。

また、クルーは非常照明の電源の試験も行いました。さらに、ウィリアムズは、ISSにあるラップトップコンピュータの1台の電源の交換と、「クエスト」(エアロック)のアンビリカル・インターフェース・アセンブリ(Umbilical Interface Assembly: UIA)の改良を行い、ロボティクス・オンボード・トレーナで訓練を行いました。また、冷凍・冷蔵庫(Minus-Eighty Degree Laboratory Freezer for ISS: MELFI)の冷凍室4の乾燥剤を交換し(乾燥剤は水や湿気を吸収する素材)、窒素濃度が許容範囲内にあることを確認しました。

ISSクルーの活動状況、また各地域でのISSの可視状況などについてはhttp://www.nasa.gov/stationをご覧ください。

次回のISSステータスレポートは、1月17日(水)のプログレス補給船(24P)打上げ後、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2007/iss07-2.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

最終更新日:2007年1月15日

<< #07-01 | #07-03 >> homeindexback
JAXAトップページへサイトポリシー