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国際宇宙ステーション(ISS)

電力と熱制御担当コンソール表示(SPARTAN)

最終更新日:2012年3月29日

電力と熱制御担当コンソール表示(SPARTAN)には下記2つの画面があります。


電力コンソール表示画面
排熱コンソール表示画面

各画面の切替えは、タイトル下の数字をクリックするか、数字両端の三角をクリックして行います。

電力コンソール表示画面

国際宇宙ステーション(ISS)の発生電力と太陽電池パドルの方向を確認することができます。また、太陽電池パドルは2軸(トラスの回転機構と太陽電池パドル自体の回転機構)で回転していることがわかります。

画像:より大きな画像へ

電力コンソール表示

電力コンソール表示(NASA)(閉鎖中)


各太陽電池パドルの発生電圧(V)です。


各太陽電池パドルの発生電流(A)です。

太陽電池の電気は直流なので、発生電圧と発生電流を掛けることで発生電力がわかります。


各太陽電池パドル回転機構(Beta Gimbal Assembly: BGA)の角度を表します。


2か所の太陽電池パドル回転機構(Solar Array Rotary Joint : SARJ)でトラス軸の回転角度を表します。

※太陽電池は、常に最大電力を発生しているのではなく、一部の太陽電池パネルの角度を調整して必要な電力のみを供給しています。なお太陽電池パドル1対(両翼)が取り付けられている電力供給トラス(Port6: P6、Port4: P4、Stbd4: S4、Stbd6: S6)各1基あたりの供給電力は約21~30KW、全4基で約84~120KWとなります。

排熱コンソール表示画面

ISSからの排熱は、冷媒であるアンモニア(NH3)を流して、2枚のラジエータから放熱しています。

このラジエータは、太陽光が入射しないように、適度な角度に回転させています。その角度もここで確認できます。

画像:より大きな画像へ

排熱コンソール表示

排熱コンソール表示(NASA)(閉鎖中)
 
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