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JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在

油井亀美也宇宙飛行士
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油井宇宙飛行士の活動状況(2015年8月11日)

8月10日、油井宇宙飛行士は、スコット・ケリー、チェル・リングリン両宇宙飛行士らとともにNASAが開発した野菜栽培装置VEGGIE(ベジー)で栽培されたレタスを試食する機会がありました。

レタスを手に持つ油井宇宙飛行士(出典:JAXA/NASA, 油井宇宙飛行士のツイッターより)

VEGGIEは、NASAが将来の火星探査など、長期にわたる有人宇宙飛行を見すえ、飛行中に食料を作り出す手段の一環として研究開発されました。

VEGGIEは2014年4月にドラゴン補給船運用3号機で国際宇宙ステーション(ISS)に運ばれ、去年にもレタスが栽培されましたが、ISSで育った作物が実際に食されるのは今回が初めてのことです。残りのレタスは、解析のため、地上に持ち帰られるまで冷凍保存されます。

本日8月11日、JAXA東京事務所とISSを繋ぎ、油井宇宙飛行士の長期滞在中初の軌道上記者会見が行われます。会見は、午後8:40~9:00時までを予定しており、中継も予定されています。

外部リンク
http://live.nicovideo.jp/watch/lv231180622
NASA TV


レタスを試食する油井宇宙飛行士ら(出典:JAXA/NASA)

また、油井宇宙飛行士は、NASAの人体研究プログラム(Human Research Program: HRP) の一環として、以下の作業を行いました。

  • 自身の採血を行い、尿を採取しました。この作業は宇宙滞在による影響を調べるため、飛行前、飛行中、飛行後に行われます。
  • Cognitionと呼ばれる認知能力評価を行いました。これは、微小重力状態や睡眠不足が続くことによる、認知能力への影響を測定する一連の 試験のひとつで、短い10問からなるテストをラップトップ上で行い、現在と過去のテスト結果を即座に知ることができます。
  • チェル・リングリン宇宙飛行士がBody Measuresと呼ばれる測定を行う作業を支援しました。この測定では、ISS長期滞在中の体のサイズの変化を調べるため、体の各部位のサイズを測定するほか、写真撮影などを行います。


*断りの無い限り、日時はISSでの時間(世界標準時(日本時間-9時間))です。

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