平成14年5月29日
宇宙開発事業団
宇宙開発事業団は、現在軌道上において建設が進められている国際宇宙ステーション(International Space
Station:ISS)の利用に関する我が国及び参加各極の取り組みを紹介し、宇宙環境の利用者の方々との意見交換を通じて、我が国の実験棟「きぼう」(JEM)を利用した宇宙環境利用実験についての理解を深めて頂くとともに、利用計画の策定に資することを目的としたワークショップを以下により開催致します。
本ワークショップは、昭和60年より開催し今回で24回目を迎えるものであり、今回は、NASAからの国際宇宙ステーション計画の最新情報報告の他、国際宇宙ステーション利用計画に関する各極宇宙機関からの進捗状況報告、当面の課題とその影響、研究分野の重点化に対する各宇宙機関の考え方等に関する紹介を行うとともに、これらを踏まえて宇宙環境利用の今後の進め方等についてディスカッションを行い、また、個別研究分野においては、船内実験室関連の各分野(微小重力科学分野、ライフサイエンス/宇宙医学分野、基礎科学分野)及び曝露環境利用分野においてそれぞれ分科会を開催し、当面の課題等について討論致します。