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宇宙での研究

ISS/「きぼう」の文化・人文社会科学実験(パイロットミッション)
アイデア募集規約


宇宙航空研究開発機構(以下「当機構」という。)が行う「ISS/きぼうの文化・人文社会科学利用(パイロットミッション)のアイデア募集」に適用するため、「アイデア募集規約」(以下「本規約」という。)を下記のとおり定めます。

本アイデア募集にご協力いただける方は、本規約に同意の上、ご提案ください。

第1条 規約について

1. 規約の目的

本規約は、当機構が実施するISS/きぼう文化・人文社会科学利用(パイロットミッション)のアイデア募集」(以下「本アイデア募集」という。)に関し、応募条件を定めるものです。

2. 提案者による規約の同意

本アイデア募集に対する提案者は、応募の時点で本規約の内容に同意しているものとみなします。

第2条 アイデア募集について

1. アイデア募集の目的

本アイデア募集は、ISS/きぼうパイロットミッションにおける文化・人文社会科学利用(以下、「文化・人文利用」という。)のアイデアについてご提案いただき、実際にISS/きぼうで実施するテーマを検討することを目的としております。なお、ご提案いただいた内容は、本目的以外には使用致しません。

2. アイデア提案による保証

本アイデア募集に提案して頂くことによって当機構との業務提携、共同研究等を保証、お約束するものではありません。

第3条 個人情報の収集及び取り扱い

1. 個人情報の収集

本アイデア募集に提案して頂く方から、アイデア提案書を通じて、氏名、メールアドレス、そのほか特定の個人を識別することができる情報(以下「個人情報」という。)を本アイデア募集において収集いたします。

2. 個人情報の取扱い

前項により収集した個人情報について、当機構は個人情報保護ポリシーを遵守し、次のように取り扱います。

  1. 個人情報は、必要に応じて提案者に連絡をとる目的のためにのみ利用します。
  2. 第三者が個人情報を不当に入手することのないよう、個人情報の厳重な安全管理のために必要な処置を講じます。

第4条 情報にかかる権利、利用および守秘義務について

1. アイデア提案内容にかかる権利

本アイデア募集にて提案していただいたアイデア内容にかかる著作権、意匠権、特許権等の全ての権利については提案者に帰属します。

ただし、本アイデア募集にて提案していただいたアイデア内容に関し、機構は、ISS/きぼうにおける文化・人文利用活動の普及のために、提案者への事前同意なく、無償でこれを利用又は公開できる権利を有します。この場合、提案者は、当機構による前記利用又は公開に対して、著作者人格権を行使しないものとします。

2. アイデア提案内容の公開

当機構は、本アイデア募集にて提案していただいたアイデア内容を公開することがあります。

また、提案者は、第5条1.で定める候補テーマ選定後に当機構が当該選定結果を公表するまでは、当機構の許可なくご提案された事実、ご提案された内容その他本アイデア提案に関する事項について公表を差し控えていただきます。

なお、当機構が成果を公表する場合は、原則として提案者名(機関名、会社名等)を併せて公表するものとします。この場合においても、提案者名の公表を除き、機構は第3条の個人情報にかかる規定を遵守します。

3. 提案内容の第三者の権利侵害に関する責任

提案者が提案した内容または提案行為が、第三者の権利を侵害するものであった場合、当該侵害に対する全ての責任は提案者が負うものとします。

4. 守秘義務

当機構及び提案者は、本アイデア募集(提案内容に対する個別問い合わせ等を含む。)の履行上知り得た相手方の業務上の秘密について、これを守秘する責任を持ちます。

業務上の秘密には以下のものは含まれません。

  1. 本条第2項により公開するもの
  2. 相手方から知得する以前に既に自己が所有していたことが立証できる情報
  3. すでに公知の情報
  4. その他、相手方に対して守秘義務を負う必要のないことが合理的に認められるもの。

第5条 アイデアの実施について

1. 候補テーマの選定について

提案されたアイデアは、ISS/きぼうで宇宙実験を実施するための技術的条件(搭載安全性、リソース使用など)および文化・人文利用における目的・意義を踏まえて選定を行います。選定にあたっては、有識者によるパイロットミッション選定委員会を設置し、宇宙実験テーマの候補(以下、「候補テーマ」という)を選定します。選定後、結果については速やかに提案者に通知することとします。

また、提案者は、候補テーマ選定後に当機構が当該選定結果を公表するまでは、当機構の許可なくご提案された事実、ご提案された内容その他本アイデア提案に関する事項について公表を差し控えていただきます。

また、選定したテーマが、テーマ選定後に、第三者の権利を侵害していることが明らかになった場合、当該選定結果を取り消すことがあり得ます。

2. 候補テーマの実験実施準備について

提案者及び当機構は、選定された候補テーマについて宇宙実験に向けた準備等計画に関する協議を行い、宇宙実験実施のための準備及び宇宙実験について、その実施内容や役割分担等を記載した実験計画書を作成し、両者のサインにより制定するものとします。

また、必要に応じ共同研究契約等を締結する場合があります。共同研究契約等を締結する場合、契約当事者は、法人等の組織であることが必要ですが、詳細については、選定後両者において協議することとします。

なお、実験計画書及び共同研究契約書等については、ISS/きぼうでの宇宙実験及びそれに先立つ準備として行うべき事項を定めるものであり、宇宙実験の実施およびISS/きぼうでの実施の成功を保証するものではありません。

また、実施候補テーマとして選定した場合であっても、外的状況の変化等により準備段階において、パイロットミッション選定委員会による中間評価を行い、候補テーマから外れることがあります。

3. 宇宙実験実施の確定について

実験計画書に基づく準備の遂行状況、宇宙実験に関するリソース等の条件及びその他必要事項を当機構が調整し、その結果に基づいて当機構が最終評価を行い、ISS/きぼうにおける宇宙実験の実施を最終的に確定させるものとします。

上記の最終評価の結果、準備の最終段階において候補テーマから外れることがあります。

4. 成果の取扱いについて

ISS/きぼうで実施するテーマについて、候補テーマとしての準備期間(共同研究等期間を含む)、宇宙実験実施期間及び宇宙実験実施後に提案者が単独で生み出した成果は、著作権、意匠権、特許権等全ての権利について提案者に帰属します。

また、候補テーマとしての準備期間(共同研究等期間を含む)、宇宙実験実施期間、及び宇宙実験実施後に発生した成果が、機構との共同作業により生じた場合は、実験計画書(共同研究等契約書を含む。)の役割分担に基づくそれぞれの知的貢献の度合いに応じた持分によって成果を共有し、その取扱いについては別途協議の上で定めるものとします。

ただし、機構は、提案者が単独で生み出した成果及び機構と提案者が共同で生み出した成果のいずれに関しても、ISS/きぼうにおける文化・人文利用活動の普及のために、提案者の同意なく、無償でこれらを利用又は公開できる権利を有します。この場合、提案者は、当機構による前記利用又は公開に対して、著作者人格権を行使しないものとします。

上記に拘らず、ISS/きぼうで得た映像等の成果物については、取得の方法により著作権等の権利の帰属について、NASA等との調整が必要になる場合があります。

なお、当機構が成果を公表する場合は、原則として提案者名(機関名、会社名等)を併せて公表するものとします。この場合においても、提案者名の公表を除き、機構は第3条の個人情報にかかる規定を遵守します。

最終更新日:2006年5月19日

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