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経済産業省および一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構が開発・運用する宇宙実証用ハイパースペクトルセンサ「HISUI」(Hyperspectral Imager SUIte)は、2019年12月12日に「きぼう」に設置され、初期性能確認試験を実施しています。
JAXAは、経済産業省と締結した「HISUI」の「きぼう」搭載に係る協定のもと、「HISUI」のISSへの輸送、「きぼう」への設置、「HISUI」の取得データを地上で回収するための船内支援作業などを担当しています。
このたび、「HISUI」の初めての観測画像として、2020年9月4日にオーストラリア ニューサウスウェールズ州を撮影した画像が一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構から公開されました。
「HISUI」プロジェクトは、高波長分解能の観測データにより精密に地表の物質を特定することを目指しており、石油や金属・鉱物などの資源調査等、多くの分野での活用が期待されています。 これらの利用に向け、今後定常運用観測や利用実証が開始される予定です。
今回取得された画像について、詳しくは一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構の発表を参照ください。
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