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8月5日、アメリカ航空宇宙局(NASA)のチャールズ・ボールデン長官がNASA長官として筑波宇宙センターを初めて訪れました。ボールデン長官らは「きぼう」利用関連の研究室や、改装された「きぼう」運用管制室を視察しました。
運用管制室は1996年に整備されましたが、「きぼう」の運用と利用実験を通じて日本の役割が国際宇宙ステーション(ISS)計画の中でますます大きくなる中、その要となる運用管制業務を広く知っていただけるよう、今回、運用管制室を改装し、見学エリアを充実させました。
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NASAボールデン長官は、これまでの日本との緊密な協力関係や日本政府のISS運用延長決定に対して感謝の言葉を述べるとともに、今後、日本が宇宙開発において重要な役割を担っていくことへの期待感を表しました。
昨年12月に、日本政府は、2024年までISS運用延長への参加を決定し、新たな枠組みである「日米オープン・プラットフォーム・パートナーシップ・プログラム(JP-US OP3)」に合意しました。この枠組みを活かし、JAXAとNASAは相互に協力し、ISSの利用成果創出を進めています。先日は、初となるISS/「きぼう」利用の成果最大化を目指したジョイントワークショップを米国で開催しました。今回のボールデン長官の訪問は、日米協力の深化を更に示すものとなりました。
新しくなった「きぼう」運用管制室は、8月下旬より筑波宇宙センター見学ツアーで一般の方々へ公開される予定です。
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