平成22年度科学技術週間 筑波宇宙センター特別公開
最終更新日:2010年5月 6日
筑波宇宙センター特別公開の様子
2010年4月17日(土)、平成22年度科学技術週間にあわせて、「つくばで発見!宇宙がみちびく新たなきぼう」をキャッチフレーズに、筑波宇宙センター(TKSC)の特別公開が行われました。
特別公開では、ヒューストンから生中継で行われた古川聡宇宙飛行士の講演や、JAXA職員による宇宙での実験についての講演や宇宙実験ショーのほか、「きぼう」ロボットアームの操作体験などが行われました。また、普段は見ることのできない「きぼう」運用管制室、「きぼう」実験運用管制室の公開も行われました。
今回の特別公開には、10,492名の大変多くの皆様にご来場いただきました。
平成22年度 筑波宇宙センター特別公開[4分42秒]
宇宙ステーション運用棟
「きぼう」運用管制チーム(JFCT)にて実運用が行われている「きぼう」運用管制室や、「きぼう」実験運用管制チーム(PL FCT)にて「きぼう」での実験運用が行われている「きぼう」実験運用管制室、「HTV」運用管制チームにて運用が行われる「HTV」運用管制室が公開され、多くの方が見学に訪れました。
「きぼう」運用管制室の見学
「きぼう」実験運用管制室の見学
「HTV」運用管制室の見学
宇宙実験棟
宇宙実験棟大会議室では、生中継で行われたヒューストンからの古川聡宇宙飛行士による講演にはじまり、「野口宇宙飛行士 ISS長期滞在中の実験について」と題し、ISSに長期滞在している野口宇宙飛行士らが採取した微生物に関する研究や、宇宙での実験に関してJAXA職員から紹介しました。
古川聡宇宙飛行士によるヒューストンからの講演
「きぼう」での微生物研究についての紹介
宇宙飛行士が行う宇宙での実験についての紹介
その他、認定証がもらえる宇宙ステーション&宇宙実験クイズコーナーや、JAXA職員による実験・クイズを交えて、無重量や真空などについて紹介する、おなじみの宇宙実験ショーも行いました。
また、会議室前ロビーでは、ISS長期滞在中の野口宇宙飛行士からの最新メッセージ等を上映しました。
宇宙ステーション&宇宙実験クイズの様子
宇宙実験ショーの様子
会議室前ロビーの様子
宇宙ステーション試験棟
「きぼう」日本実験棟と、昨年の9月に打ち上げられた宇宙ステーション補給機(H-II Transfer Vehicle: HTV)のエンジニアリングモデル(実物とほぼ同じ構造の試験用モデル)を公開し、模型や展示パネルを使って解説を行いました。また、宇宙服の展示・解説を行いました。
HTVの解説の様子
宇宙服の展示・解説の様子
宇宙飛行士養成棟
「バーチャル空間で「きぼう」ロボットアームの操作体験」と題し、「きぼう」ロボットアームと月探査ローバーの操作がバーチャル空間で体験できるコーナーが設けられました。
ロボットアーム操作体験の様子
月探査ローバーゲームの様子