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STS−72ミッション概要

ミッション概要
 STS-72(スペーストランスポーティションシステム-72)は、宇宙開発事業団(NASDA)が1995年3月にH-IIロケットで打上げた宇宙実験・観測フリーフライヤ(SFU)の回収、NASAのフリーフライヤ「OAST−FLYER」の放出および回収、さらに国際宇宙ステーション組立用の船外活動関連機器の試験等を行う米国航空宇宙局(NASA)のスペースシャトルミッションです。
 NASDAの若田光一宇宙飛行士は、日本人初のミッションスペシャリスト(MS)として5名のアメリカ人クルーと共にSTS-72ミッションに参加、衛星の放出および回収等を行うため船内でロボットアームの操作に従事します。 
 また、STS-72ミッション遂行のために実施された訓練や、実際の飛行を通して得られる経験が、2000年頃から予定されている国際宇宙ステーション(ISS)取り付けモジュールである「きぼう」日本実験棟の軌道上組立にも大いに役立つと期待されています。
 なお、STS-72の打上げは1996年1月に行われました。 
打上げ・飛行計画
STSミッション番号 STS-72
オービタ名称 エンデバー号(エンデバー10回目の飛行)
打上げ日 1996年1月11日(日本時間)
打上げ場所 NASAケネディ宇宙センターPad39B
帰還地 NASAケネディ宇宙センター
軌道高度 約300km
軌道傾斜角 28.45度
ミッション期間 8日 22時間
搭乗員 6名(内日本人1名)
着陸日 1996年1月20日(日本時間)


Last Updated : 1997.10.20


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