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STS-107 NASAステータスレポート #02 |
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ミッションコントロールセンター
スペースシャトル「コロンビア号」のクルーは、収納されていた機器を取り出し、16日間の研究ミッションで24時間体制で科学実験を行うため、コロンビア号のペイロードベイ(貨物室)に搭載されたスペースハブ研究用ダブルモジュール(宇宙実験室:RDM)の起動を開始しました。 コロンビア号のカウントダウンは問題なく行われ、ほぼ完璧な天候の中、米国中部標準時間1月16日午前9時39分(日本時間1月17日午前0時39分)にNASAケネディ宇宙センター(KSC)から打ち上げられました。クルーは、午前11時35分(同1月17日午前2時35分)頃にペイロードベイのドアを開け、軌道上運用を開始しました。 7人のクルーはふたつのチームに分けられ、飛行中のほとんどの時間、それぞれ1日12時間の作業を行います。青チーム(パイロットのウィリアム・マッコール、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のデイビッド・ブラウン、ペイロードコマンダーのマイケル・アンダーソン)は、午後2時47分(同1月17日午前5時47分)に6時間の睡眠に入り、午後8時49分(同1月17日午前11時49分)に起床する予定です。赤チーム(コマンダーのリック・ハズバンド、MSのカルパナ・チャウラ、ローレル・クラーク、ペイロードスペシャリスト(搭乗科学技術者:PS)のイラン・ラモーン)は、午後9時39分(同1月17日午後0時39分)に7時間の睡眠に入る予定です。 スペースハブは与圧された実験室で、長さ20フィート(約6.1m)、幅14フィート(約4.3m)、高さ11フィート(約3.4m)の大きさです。スペースハブには59の実験のための設備が搭載されており、そのうち3つは天井に取り付けられています。スペースハブが起動されると、コロンビア号での主要な科学実験が開始されます。 コロンビア号のシステムは全て正常に機能しています。 コロンビア号は高度178マイル(約286km)、軌道傾斜角39度の軌道を飛行しています。国際宇宙ステーション(ISS)に搭乗している第6次長期滞在クルー(コマンダーのケネス・バウアーソックス、フライトエンジニアのニコライ・ブダーリン、NASAのISSサイエンスオフィサーのドナルド・ペティット)は、ヒューストンのNASAジョンソン宇宙センター(JSC)にあるミッションコントロールセンターのISS飛行管制室から送られたコロンビア号の打上げ中継を見ました。 次回のSTS-107ステータスレポートは1月17日午後(同1月18日午前)、あるいは何かイベントが起きた時点で発行する予定です。
出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts-107/sts-107-02.html *併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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最終更新日:2003年 1月17日 | |||
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