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用語辞典
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放射線と放射能(ほうしゃせんとほうしゃのう)
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すべての物質は細かく分けていくと、「原子」と呼ばれる単位の物質になります。原子の中心には原子核(かく)があります。普通の物質の原子核は変化しないのですが、中には変化するものもあります。例えばウランの原子核がそうです。
原子核が変化するときにはエネルギーや粒子(りゅうし)が放出されます。このとき放出されるエネルギーや粒子(りゅうし)のことを「放射線」と呼びます。放射線を出して崩壊(ほうかい)しながら変化していく物質を放射性物質と呼びます。ウランも放射性物質の仲間です。そして放射性物質が放射線を出す性質のことを「放射能」と呼んでいます。
放射線の種類としては、アルファ線(ヘリウムの原子核)、ベータ線(電子の流れ)、ガンマ線(電磁波)が良く知られています。 |
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