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医療担当(いりょうたんとう)の宇宙飛行士が手当をします。
スペースシャトルの宇宙飛行士たちはそれぞれ作業担当が決められていて、くわしい訓練を受けています。救急医療についてもクルー・メディカル・オフィサーという担当がいます。
ふつうの応急処置(しょち)だけでなく、傷口(きずぐち)をぬい合わせたり、注射(ちゅうしゃ)もできるように訓練されています。なお、心臓(しんぞう)が止まった時の救急蘇生術(そせいじゅつ)は宇宙飛行士全員が訓練を受けます。
いろいろな医療具や薬は、スペースシャトルのメディカルキットの中に準備されています。これらは、飛行中の軽い病気や傷を手当するものですが、重傷(じゅうしょう)または重体のクルーを地球に帰還(きかん)するまでの間、安定した状態に保つためにも使用されます。
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救急蘇生術訓練(左上)
メディカルキット(右上)
メディカルキットを使っている様子(右下)
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