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代表研究者
高橋 秀幸
Hideyuki TAKAHASHI
東北大学大学院 生命科学研究科
教授
専門 : 植物生理学
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TOPICS:
【高橋先生 スペシャル・インタビュー】
向井千秋さんが行った98年の宇宙実験でわかった意外な事実とは!?
高橋先生が代表のHydro TropiとCsPINs実験について、誕生エピソードから内容までじっくり語っていただきました。
※ 本インタビューは、Hydro Tropiのページに掲載したインタビューと同じ内容です。
【宇宙実験サクッと解説 : CsPINs編】
おなじみ宇宙実験調査団のピカルが物知りハカセに突撃取材しました。
CsPINs実験を徹底的に解説します。
【宇宙実験リポート】
「きぼう」での実験の状況をお伝えします。
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実験の背景
キュウリの芽生えでは、根と胚軸の境界域の下側にペグという突起が形成されますが、このペグ形成には重力が関わっていることを、1998年のスペースシャトルの実験で明らかにしました。
今回の実験では、オーキシンという植物ホルモンに注目し、より詳しい仕組みに迫ります。
また、Hydro Tropi実験で調べた水分屈性についても、オーキシンの動きという観点から深く掘り下げます。
実験の目的
キュウリの芽生えは、重力に応答して境界域の上側でオーキシン量を低下させますが、オーキシンの量を調節するのにはたらくと考えられるCsPIN1タンパク質(オーキシン排出担体)の局在に対する重力の影響を調べます。
また、Hydro Tropi実験で注目した水分屈性についても、同様にオーキシンが関係しています。
オーキシンの再分布を誘導するCsPIN5タンパク質の局在への水分勾配と重力の影響を調べます。
実験内容
「きぼう」の細胞培養装置(CBEF)を用いて、微小重力環境と人工的につくる1G重力環境でキュウリの芽生えを生育させ、いろいろな発育段階でペグ形成とCsPIN1タンパク質の局在を解析します。
また、水分勾配を形成させた条件と水分飽和の条件で、CsPIN5タンパク質の局在に対する重力と水分勾配の影響を調べます。
ココがポイント!
本実験の成果は、宇宙環境や水分の少ない環境などにおいて、効率的な植物生産を可能にするための基盤になります。
研究の成果
本実験は、2011年から2014年にかけて実施されました。
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