このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは一部が機能しない可能性があります。
サイトマップ

どうやって作るの?

“ナノスケルトン”は、表面積を増やすナノサイズの小さな穴と、化学反応を促す骨格部分を有するもので、色々な方法によって作られます。

この研究では、手軽さ=生産コストの安さから、以下の方法を用いています。

①洗剤の仲間(界面活性剤)の濃度が高まると、親水基を外側、疎水基を内側にしたナノサイズの円柱状の集合体ができます。 濃度がさらに高まるとその集合体がたくさん並んできます。(詳しくはこちら

②ナノサイズ円柱のそれぞれの表面に、反応に役立つ酸化チタン等をくっつけ、硬い円筒状の“骨格”を作り出します。

③円筒の中の洗剤を焼いて無くしてしまうと、幾つものナノサイズの円筒が集まった試料が得られます(ナノスケルトン完成)

ナノスケルトンの作製


ナノスケルトン試料の透過電子顕微鏡写真


ナノスケルトントップページへ | 「きぼう」での実験ページへ

 
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency サイトポリシー・利用規約  ヘルプ