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ココがポイント!


「ヘテロ」の性質を利用して、膨大な数の細胞の中から変化のあった1個を探し当てる高感度の実験系です。

地上では、この実験系を用いて、きわめて稀に起こる現象を検出し、解析が行われていますが、宇宙実験に使おうというのは世界で初めてです。



また、地上ではX線などの低エネルギーの放射線や重粒子線を個々に当てる実験はできますが、それらが混合した放射線環境は宇宙に特有であり、その影響を調べることは今後の有人宇宙活動に非常に重要です。宇宙実験ならではのポイントと言えるでしょう。

「きぼう」の細胞培養装置は、微小重力の培養室(上段)と重力をコントロールできる回転テーブルがついた培養室(下段)のふたつを持っていることが特徴。 重力のない宇宙でもテーブルを回転させることによって、テーブル上に設置した物に0gから2gまでの遠心力を人工的にかけることができる。 このとき、細胞は遠心力を重力のように感じる。



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